「ミラクルボディ」より身体機能の解析を…

グループステージの3戦は、日本チームは1stユニフォーム(青色)着用だそうで。
開幕戦のブラジルVSクロアチアの審判は日本のセットとのこと。これは全世界から注目されるんで、なんとも凄いことになった。
さて、最近、富にフットボール関連番組が急増しているが、昨夜もいろいろ連発で…特にNHK。

ま、既にNHK-BSでオンエアしたものの再編集モノであったりするわけだが。その中でも、「ブラジルの“至宝”ネイマールの究極テクニックに迫る!」とか「スペインのシャビとイニエスタ。究極のコンビネーションを徹底解明」とか、非常に面白いんだが、ミラクルボディ云々より、身体機能の解析をして、日本人選手でもどうしたら強いシュートや大きなサイドチェンジのパスが出せるようになるのか…とか、そういう解析や提言をしていただけないかと。中村俊輔が、あのような「ボディ」でどうしてあんなフリーキックが打てるのか、ということみたいなことも関連するわけで。身体の「繋がり」とか、そういうこと。筋力の話ではなく、リーチで完全に劣る日本人がどうしたら遠心力みたいなものを応用して強いシュートやロングレンジのショットが打てるのか…とか。そういう方面にまで切り込んでもらえないですかね。「ボディ」といった見てくれは、確かにわかりやすいかもしれないけど、そこで止まらせないような、そんな深さや奥行きがメディアにはもはや求められる時代では?? それが日本のスポーツ競技力を高めることや、スポーツ文化を深めることになるのではなでしょうかね。。。

テレビ東京は一昨夜、「未来世紀ジパング」という番組で「サッカー直前企画 日本の相手は? 知られざる3か国SP!」なんていうのをやってたが、録画して見させていただいたんだが非常によい内容だったかと。テレビ東京の予算の関係か(?)ほとんどフットボールの映像は無し。でも、日本がグループリーグで対戦する3ヶ国について、それぞれの文化・風土や日本との関わりを現地取材で紹介。フットボール(サッカー)のワールドカップが日本人に広く知られるようになってから(←それは実にわずか16年程度前のことに過ぎないのだが…)ワールドカップを通して、それまで知らなかったいろいろな国のことを知り学ぶことができた…という方々が非常に多いんだが、正にそういうことでしょ。単にフットボール(サッカー)の勝ち負けではない、グローバルな、正真正銘インターナショナルなものが「ワールドカップ」にはある。それをあらためて感じさせてくれたんだな、テレビ東京は。

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