アジアカップ in オーストラリア。
2015.01.09
開幕戦のオーストラリアVSクェートを見させていただいたが、観客の反応がまぁイングランド的だったりするんで、日本のTV視聴者にとっては刺激的でいいんじゃないか。あと、スタジアムが全てフットボールスタジアムだから、そういう光景を見せることも大事だと思ってる。
試合内容の方は、クウェートが序盤にコーナーキックからまんまと先制したんだが、その後(特に圧倒されたわけでもないが)チームとしてベースの明確でない、戦術がはっきりしてないとそのうちこうなりますよ…って感じでオーストラリアが逆転勝ち。このグループは混戦も予想されたが、クウェートもこの程度ならオマーンもそんなもんだろ、的な感じもするんで、早々にグループステージ勝ち上がりが見えてしまう楽なグループにだったのかもしれない。
ただま、オーストラリアもタイガイですな。おぉっていうモノもないし、イマジネーションもない。これで優勝候補っていうのは、あまりにナンであって、やっぱり相応に中身のあるフットボールが優勝すべきじゃないっすか。とはいえ元々、私はあんまりアジアカップ重視じゃないんだけど。
某一般紙がアジアカップについて、まるでオリンピックの時のような記事(「人」に焦点を当てた記事)を連載(?)しているようだが、その中で今野について、(ワールドカップで)ディフェンダーとしての限界を感じミッドフィルダーで勝負することを決意した…というクダリがあったんだが、それって今野がそう言ったんですかね。今野は元々ボランチですよ。普通にはそういう発言をするとは到底思えない。要は、記者の創作活動に思えますなぁ。いかんね、そういうの。一般の方々は喜ぶ(喜ばせようとする)記事つくりかもしれないが(だから、まるでオリンピックの時のような記事…)フットボール・フリークならみんな奇妙に感じることだろう。
ま、この一般紙、昨年最終盤のJ1の優勝争い、埼玉スタジアムでの浦和レッズVSガンバ大阪の観客数が、同じようにこの両チームで優勝争い天王山だった2006年最終節の時の観客数(その時は6万2000くらいだった6万3000か)を引き合いに出してきて、2006年よりも随分見劣りする観客数…などと、あたかも観客動員が落ちている(浦和レッズの動員力は確かにその当時より下がっているけれども)ことをやたらと強調する記事を掲載しておりましたよね。その昨年11月22日のガンバ大阪戦に関しては、ご存じのようにチケット完売だったし(観客5万6700)2006年当時より緩衝地帯を広くとるようになっているから、もう6万超えというのは多分ないんだよね。そういうことは全く触れてやしない。悪意を感じるとまでは行かないが、一般読者にはそういう細かい話は不向きだとか考えてるんだとしたら、それは違うんじゃないか。誤解や不認識を冗長してしまうではないか。
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