引いた相手の攻略には、今シーズンのドルトムントにまた見るべきものが…
2015.09.03
本日、ワールドカップ2次予選だが、相手は人数かけて引いてブロックを形成することは目に見えてるわけで。これを崩すのが、ないしはその状態でもゴールを捻じ込むのが日本の課題としばしば言われる。それはJリーグのクラブでもそう。ま、実はどの国でも、そういう状態になると苦労するわけなんだが、特にショートパスで崩しにかかる日本のチームは、よりいっそう苦労して見えるところはあるかも。
そんな場合はミドルシュートを打てとか、サイドから崩せとか、サイドチェンジを多用しろとか、ごくごく定石の話が毎度出て来るんだが、例えば今シーズンのドルトムントのここまでの試合を見てみると、結構ヒントになることが多いんだけどな。
ドルトムントも3トップのような形で、その下に香川とかギュンドアンが居て、さらにサイドバックもオーバーラップしてきて、結構人数的に渋滞を起こしかねないとも言えそうなんだが、ま、日本代表チームだと6月のワールドカップ2次予選の時のように渋滞を起こしてしまうかもしれないんだが、ここでドルトムントはショートパスから(やはり)サイドへ出す、、、で、問題はその後で、サイドでボール受けた選手はそこで止まってしまってまた中央にショートパスを返すんではなく、切り込む場合があるのはもちろんだが、ワンタッチで低く速いボールをダイヤゴナルに(もしくはマイナスのクロスを)入れて来る…もちろん中に居る選手もそれに反応していて、これが非常に効いているように見受けられる。サイドから…と言いつつも、むやみに放り込むようなことはしない。サイドチェンジも、一発で逆サイドへ振ることはなくても、横、横、サイドで十分行けてる。
つくづく、Jリーグのショートパスばっかりコネコネのクラブは、よくよく映像を見て学習したらどうかと思うんだが(笑)
さて、本日は日本代表チームはどういうパフォーマンスを見せてくれることでしょう。
| trackback (0) |
この記事のトラックバックURL
http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/1919
トラックバック