アウェイゴールで敗退を覚悟しましたよ…ガンバ大阪、劇的な勝ち上がり。

昨夜のACL(アジア・チャンピオンズリーグ)…アウェイをスコアレスドローで終えたガンバ大阪だが、以前も書いたようにアウェイ0-0の後の2ndレグは、ホームでの戦いなので有利なようで実は危険がいっぱい。アウェイゴールがあるから。案の定、序盤にPKで先制されて、おいおい…

ま、そこはすぐに追いついたので、ひと安心だが、今度はなかなかゴールの匂いがしない展開で時間が経過。。。このまま1-1でタイムアップかという嫌な予感が頭をよぎってきたところで、倉田のミドルが決まって2-1に。これで勝ち抜け、、、と思ったら、センターバックを厚くして守備固めに入ったのにクロスをヘッドでズドン、で同点に追いつかれ。。。もう残り時間は数分…ぶっちゃけ、アウェイゴールでの敗退を覚悟しましたよ、ホントに。倉田が抜け出してゴルか!?と思ったショットを外して、ますますその感が強まり、、、そしたら、ロスタイムに米倉がゴル!! 劇的な、そして物凄い盛り上がりでガンバ大阪が勝ち上がりを決めた。
やぁ~シビれた。スタジアムに駆けつけた方々のエレルギーも素晴らしい。試合後のチャントがバラバラだったのは、コールリーダーに合わせて歌い始めたんじゃなくて、スタンドのあちこちで自発的に歌い始めたことによるんだそうだ。
米倉の決勝ゴルのシーン、、、前線からのこぼれを、右サイドに開いてスペースのあった米倉に出さずに、最終ラインから前線に攻め上がっていた味方に付けた遠藤保仁のパスは、あれは完全に意表を突かれた。右!!って叫んだこっちの発想を全く覆す凄いプレー。ま、後でゴール裏からの映像を見たら中央がポッカリ空いてたんで、ナルホドそりゃそこだわな…という感じではあったが、でもそこで冷静にあそこへのパスを選択するのは凄い。感服しました。なんか年々ビッグマウスになってきたけど、どうよ…とか、飄々とするのは結構だが、もっと熱く引っ張ってくれよ…決定的なプレーで勝たせるとかしてくれよ…などと思わないでもなかった遠藤なんだが、この場面はなんとも凄いプレーでありました。ま、その後、そのボールを反転して前に送ったプレー、右から猛然と切り込んできて高校選手権で八千代高校のエースらしいテクニックと(後ろから圧をかけられながらも前に運んだ)ボディバランスでゴールマウスに捻じ込んだ米倉のプレーが結実して、のことではあるが。

しかし、この試合をCSでしか放送しなかた日本テレビはダメダメだよなぁ。当日深夜25:00(本日の1:00)からBSで録画放送をあらかじめプログラムしていたNHKは、流石というか神対応というか。みなさん、NHK-BSの放送、ご覧になりましたか?? この試合は翌日の各局のスポーツニュースで取り上げるべき試合。その点はどうだったのかな。そういうところを物申してなんとかしてくれよ、Jリーグ、日本サッカー協会。この試合を多くの人が目にしないで終わるのは、そりゃ大いなる損失、大きな罪ですよ。
ただ、ちょうど開幕したヨーロッパ・チャンピオンズリーグの試合とは、内容的にも質的にも残念ながら相当落ちる。比べようもないほど。でも、今のところは昨夜の劇勝の余韻にもう少し浸ってもイイだろ。

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