なでしこ、アメリカとの第2戦。
2016.06.06
相変わらず観客を動員しますなぁ。先日の第1戦も、チケット発売後すぐにソールドアウトだったと聞いてたし、この試合も盛況で。
試合の方は、オフサイド臭いゴールを2点奪われ、雷雨で後半30分くらいで終了ということになりました。
この試合のスタメンは、第1戦から7人入れ替え、今回の遠征に帯同しフィールドプレイヤーは全員ピッチに立たせたという、思い切りのよい采配。第1戦に続いてスタメンだった阪口、熊谷、宇津木、岩渕のうち、阪口と熊谷は同じポジションで、宇津木は左サイドバックで起用、岩渕は(この試合も4-2-3-1のフォーメーション)菅澤の1トップの後ろ、2列め中央で起用。岩渕はこの位置だと潰されないかと思って見てたが、結構ボールをおさめるしキープするし…そういえば、バイエルン・ミュンヘンでも同じ位置(バイエルンは4-2-3-1ではないが)でプレーしているらしい。ただま、ケガはつきものになってしまうと思うが。
試合内容の方は、2ゴールともオフサイド臭かったとはいえ、攻撃ではまったくと言ってよいほど、いい形や展開がつくれず、シュートもろくに打てず…といったところか。最終ラインから中盤への繋ぎ、中盤に入っても構成に苦労しておりましたな。アメリカのように最終ラインに高速プレッシャーをかけてくる相手に対して、どうやって前へボールを運ぶ(繋いでいく)のか、プレスをどう外すのか、そこがちょっと見えなかった。ピッチの中の選手の技術の問題なのか?? 監督・コーチングスタッフはわかってんだろう(メソッドを持ってるんだろう)が、、、(持ってるよね…)そういう辺りは男子も同じだろう。
ちなみに、高倉監督はこのアメリカ遠征の直前に11月のU-20女女子ワールドカップの準備でパプアニューギニア遠征をしており、そこではU-20アメリカに5-0に勝ったそうです。だから何だというわけではないが、アンダー世代ではそれくらいやれるのがフル代表になると窮屈で厳しいパフォーマンスを強いられるというのも、これも男子も同じで、もはや日本のフットボールのデフォとなっているな。
5月末に日本に帰ってきて、すぐにアメリカへ移動と、たいへんお疲れさまと言うしかない。ま、先日のアメリカとの第1戦を見て多くの人が、今年3月のオリンピック・アジア最終予選は高倉監督がよかったんじゃないかと思ったと思うぞ。つまり、昨年夏の女子ワールドカップ後に、高倉監督に任せておけば、ってね。U-19アジア選手権もあったんだけどな。それでも。
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