アジアカップ…オーストラリアVS韓国
2011.01.15
同グループに入ったオーストラリアと韓国の一戦。どちらもグループリーグ初戦で勝点3ポイントを得ての第2戦。どういう試合内容になるか興味深く見ましたよ。
韓国は初戦のバーレーン戦を見た感じでは、何かが突き抜けていいってこともないが組織が結構整備されていてバランスがとれていて準備のよさを感じさせたし、オーストラリアの方は、ダイジェスト映像しか見てないがゴールを奪う破壊力があるのかと思っていたのだが(ハリー・キューエルの振り向きざまの豪快かつ強烈なゴールはさすがにワールドクラスだった…しかし何でキューエルがアジアカップに参加してんだ??)…いや~オーストラリアはぶっちゃけつまんないフットボールだね。監督がオジェック(元、浦和レッズの監督。2001年の日韓開催のコンフェデレーションズカップではカナダ代表の監督だった)になったからこんなに(ますます)つまらないフットボールになったのか?? とにかくつまらん。
韓国の方はというと、いい出足でボールは奪うけれどもイマジネーションを感じさせるフットボールでは全然ないし。オーストラリアが妙にディフェンスラインを深く、そして自軍深くに入って来られるとさらに1人が後ろに余る形にスイッチングする??ような、これはオジェック氏の戦術なのか…とにかくそういう守備戦術をとるので、それで韓国チームがオーストラリアゴール前で結構パス回しできているように印象づけられる人も多くいる様子(崩している、とか??)が、そういうのでは全然ないと思われる。
オーストラリアは放り込み主体で、それによって韓国のラインも徐々に下げさせられていっていたが、こういうフットボールが優勝なんてするようじゃぁ困ったものだ。
勝つサッカーがいいサッカーなんだ!?…なんてことを平気で言う人がまだ結構多かったりするものだから困るのだが、普通に考えて日本チームの方がクオリティは上だと思われるし、やってることが違うというのが実際のところ。ま、だからと言ってそういう古臭い面白くもないフットボールの方が結果(だけ)を残してしまうのもフットボールであって。
ま、日本選手たちは疲労困憊だからなぁ、、、選手ごとにコンディションのバラツキが大きいし。先日のグループリーグ2戦めでは、少しコンディションが上がってきていたようだが。
1-1から試合終盤になって、NHKの実況アナウンサーが、両チームとも勝点3獲得へ執念を見せる、、、な~んて視聴者をあおる(視聴者に関心をもってもらう??)ようなコメントを何度も口にしていたが、全然違うでしょ。もちろん決勝ゴールを奪えて勝点3ポイントを得られればそれに超したことはないが(だからゴールは当然ねらってはいるけれども)それよりまずは負けないこと、ドローでもまぁいい、というのが両チームの戦い方でしょ。試合終了後の両チームの監督の双方安堵したような表情と笑顔でのシェイクハンドが、それを物語っている。そんなの当たり前じゃんか。そういうことわかっていて視聴者を引きつけるために一生懸命やっていたのか?? 実はよくわかってないんか?? どっちでもいいが、とにかくもうちょっとプロフェッショナル度の高い実況を頼みたいものだ。
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