興梠にもっと光が当てられてもよいんではないか。

昨日のリオデジャネイロ・オリンピックのコロンビア戦、最後の交替カードがサイドバックの亀川だった件について、どうしても勝ちに行くために鈴木武蔵じゃないのか…という意見もあるようで。それも、我々のようなフットボール・フリークじゃない、ところから。ごく少数意見だと思うけどね。

まずは藤春がもうヘロヘロだったでしょ。TV見ててもわかったし。それに、鈴木武蔵を前線に入れても、興梠、浅野、南野、そしてその下の位置で大島と、中央でよくパスが回っていたんであって、その状況でどこに鈴木武蔵を入れるスペースがあるって言うんですかね。せっかくのそのリズムを壊してしまうだろうに。そんなことを評論家と名乗る御仁が発言しちゃうんだもんな、、、誰とは言わないけど。きっと、ナイジェリア戦の終了間際のゴールを見ての思いつきなんでしょうけどね。
それよりも、亀川を左サイドバックに入れず、右サイドバックに入れ、室屋を左に移動させたことがやや意外だったが、この試合の後半、コロンビアがサイドを(特に日本の右サイドを)起点にしてきていたことへの対応だろうな。
亀川だが、大島の中央やや左からの速いボールに対して、シュートすりゃいいのに、そんな意識がなかったんだろうな、、、中途半端なプレーで実にもったないないことをした。ああいうのは勘弁して欲しい。自分で決める意志をもって欲しいし。右サイドバックとはいえ、あそこにポジショニングしていたら、躊躇なくゴールネットに突き刺さんかいね。

興梠はこの試合、たぶんシュートを打ててないんじゃないかと思うが、浅野のゴール、中島翔哉のゴールの両方に、フィニッシュ前のパス回しに興梠が絡んでいる。引いてきて、起点となるパスを引き出し、さばいて、さらにムーブしている。オーバーエイジの興梠には、目に見える数字を期待するのはわかるが、録画を見直しても、そのプレーは私には非常にポジティブに見えるんだな。
今のところ、興梠のプレーに不満というような声は特に見てないけれども、もっと評価されてよいと思われるんだが。そのプレーが報われるような興梠自身の結果が、次のスウェーデン戦で見られたら救われるんじゃないか。ま、2戦とも長い時間プレーしているので(ナイジェリア戦は70分のプレー、コロンビア戦はフルタイム)次がスタメンかどうかわからないが、コロンビア戦の前に全精力を投入すると決意を語っていたらしいが、その言葉どおりのパフォーマンスに私は結構感じましたよ。

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