試合も副音声も楽しかったクラブ・ワールドカップ「3位決定戦」
2016.12.20
一昨日閉幕したクラブ・ワールドカップだが、昼間行われた「3位決定戦」クラブ・アメリカVSアトレティコ・ナシオナルもたいへん見どころの多い試合で、ご覧になった方はおられるだろうか。速い縦への攻撃(縦ポンじゃないよ)とか大きな縦ワンツーとか、手数が不要に多くないフィニッシュで、日本代表がめざしている攻撃はこういうんじゃないの??っていう、たいへんよい学習材だったように思う。
また、日本テレビ地上波の中継も副音声に森重と田中順也を招いており、MCも交えたトークがたいへん楽しめた。
そのトークの中から印象に残ったものを幾つか摘まんでみると、、、クロスのクオリティが高い…ちゃんと人に通す…っていうのがまず1つ。そして、フィニッシュを慌てずちゃんと蹴る…とか。フィニッシュについてはポルトガルでプレーした田中順也から、(御本人のプレーに関して)落ち着きが欲しい…慌てちゃうから…という話が聞けたり、スポルティング・リスボンのトレーニングではカウンターのトレーニングというか、スピードを落とさないで相手ゴールに迫るトレーニングはする…などという、非常に興味深い話も聞けた。
あとは、2011年のクラブ・ワールドカップで、当時ネイマールが居たサントスと柏レイソルが対戦した一戦の経験話から、あのネイマールの切り返しからのゴールシーンについて、切り返しても身体がぶれない・柔らかい…という、これも実に興味深い、そして近年私たちが主張している視点と合致する話も聞けたり。
実にオツな時間で楽しめましたね。
そうそう、サポーターについても、試合の流れやヤマ場を見てとってタイミングよく歌い出す…サポーターが試合の流れをよくわかってる…という指摘も。そのとおり、日本じゃ、ずっと歌ってるか声出してるもんなぁ。それもたいへんな情熱で素晴らしいと思うが、もうちょっと、そういう流れを見て声が出る方がいいんじゃないかと。。。それは多くの方々も思ってることだけどね。
とにかく、たいへん楽しめた「3位決定戦」でありました。
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