清武が日本に戻ってくる…か。

セビージャとしては、EU圏外の選手をどうしても1つ空けたいこともあって、それにはガンソか清武か…的な話だったようだが、つい数日前には地元紙(電子版)でサポーターに意見を求めたら、ガンソより清武を残すべきという意見が多かったそうなんだけど。ガンソと並べて比較されるっていうのもスゴい気がするが、いかんせんスペインは外国人枠がたった「3」しかないからな。ま、外国人枠の件はどうしたって付いて回ることで、実はいわばよくある話。。。そうはいっても外国人枠云々って要はチームにどうしても必要と思われなかったんじゃん、、、と言うのはあまりに安易すぎると私には思われる。ワールドワイドな激戦競技だからな、フットボールは。シーズン途中の「今」のチーム状況で欲しい(必要な)選手、というものがあるわけで、単に外国人枠ということだけでなく、さらにもっと複雑になるし。

ここらが、いくらでも揃えとく(保有しとく)っていう他の競技とは違うところ。選手の方においてもね。
ドイツの複数のクラブも欲しがっていたという話だが、そこでセビージャが求める移籍金を払うほどではなかった(その程度の評価だということじゃないか)、、、というのも、これまた安易すぎるんじゃないか。だって冬の移籍ウインドウだからな。ここでそんなに出せませんよ。
とはいえ、清武にはもっとヨーロッパでプレーして欲しかったというのは、正直あります。セレッソ大阪にレンタルではなく完全移籍だもんな。日本に戻って来てしまう、、、という感じのところはあるけど。ま、適当なことを書くわけにはいかないが、その他の諸事情もあるようだし。
いずれにしても、ヨーロッパで失敗して…云々ということではないんで(←ほんと、そういうような表現は止めるべきと思いますね)日本で間近で清武のクオリティの高いプレーを見られることを嬉しく思うことにしよう。

ところで、全国のサッカー担当記者の投票で選出するフットボーラー・オブ・ザ・イヤーが決まったそうだが、選出そのものに大きな疑問とまでは行かないが、(イングランド・プレミアで優勝した)岡崎じゃないんだ…というのはあるが(岡崎の得票数は2票差で2位だったらしい)それよりも、得票数3位が柴崎岳だったこと。おそらく、クラブ・ワールドカップのレアル・マドリー戦の2ゴールの印象が強くて票を集めたんだろうが、これには違和感というか、その投票権をもつ「全国のサッカー担当記者」の頭の中というか感覚に首を傾げますね。だって、昨年の柴崎はおおむね、その試合だけじゃん、インプレッションあったのは。それだけで(しかも岡崎とわずか3票差らしいし)「フットボーラー・オブ・ザ・イヤー」として投票しますかね。この辺もなぁ…という感じだ。サッカー担当記者ねぇ…ってね。
で、柴崎の移籍は昨日決着し、スペイン2部のテネリフェに半年の契約だそうで。どうしてもスペインでプレーしたかったんだろうから判断を尊重するしかないが、是非いいプレーを見せて、テネリフェは昇格争いでやや遅れをとっている状況のようだから、これを引き上げるような、そんな活躍と評価、自身の価値を勝ち取って欲しいな。

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