フランスカップ…酒井宏樹所属のマルセイユ、先々週完敗の相手に延長で激勝でベスト16進出。
2017.02.02
今シーズン、マルセイユに移籍した酒井宏樹。ここまでコンスタントに右サイドバックでスタメン出場しており、なんだかクラブの方も予想外の活躍(?)で喜んでもらえてるようだが、とはいえ、プレー内容についてはいろいろ言われておるし(対人とか寄せとか…)私らが見てても攻守両面で何かと危うい感じがしてたんだが。
このカップ戦の試合、相手はリヨンで、先々週リーグ戦で完敗を喫したばかり。ましてやリヨンにはマンチェスター・ユナイテッドからメンフィス・デパイが移籍してきてて酒井とマッチアップになるんで大丈夫かよ、、、っていうところだったんだが、これが地元サポーターも称賛のパフォーマンスだったようで。
ま、ぶっちゃけ、デパイを完全に封じたかな。それと、右サイドでボールを持っても縦に行けないことが多い酒井だが、この試合の決勝ゴールとなった場面でも右で攻撃の組み立てによく絡んでいて、縦のスペースにも入って行くし、ゴールも、酒井が右サイドからスペースに出したボールを味方がクロス、それをダイレクトで合わせたもの。
まぁ元々これまでも、マルセイユの攻撃のビルドアップは右サイド中心というか、左からは無い…的な感じだったんだが(だから酒井のサイドを封じれば、、、酒井に詰めればバックパスが多くなるし…)この冬の移籍でエヴラが加入して左サイドからも組み立てられるようになってるし、エヴラもさすがに運動量はアレかもしれないがクオリティの高いプレーをしてくれるし、酒井にとっても自分のサイドだけ封じられるリスクも分散されるし、エヴラのクオリティを取り入れるようになって欲しいもの。冒頭で書いた危うい感じっていうのも、これは酒井だけの特性ではなく、多分ほとんどの日本人選手が抱える部分なんでね。そういうのを払拭というか、乗り越える進化を期待したいところです。
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