思惑どおり(?)予定どおり(?)FIFAランキング相当アップ。
2019.02.08
最新のFIFAランキングが昨日発表され、アジアカップでファイナルへ進出した日本は大幅にランクアップとなった。大体これくらいのランクアップになるだろう、っていう想定どおり。
昨年のワールドカップが閉幕した後に、確か4度めの算出方法変更が実施され、大陸間のポイント差を止め、長らくの直近4年間でのポイントでランク化する仕組みから変わり、加算(または減算)方式でのポイントでもってランク化されることとなった。
また、アジアカップのような大陸選手権の係数(重要度係数)がまた高くなり(もちろん最も係数が高いのはワールドカップだが、ワールドカップ予選よりアジアカップ本大会の方が係数が高いという…)しかもクオーターファイナル以降の係数がなお高くなるということに。
なので、今回のアジアカップでファイナルへ勝ち上がった日本は相当ポイントを稼いだ(しかもセミファイナルで日本より上位のイランに勝ったし)ということになった。
アジア最上位は変わらずイラン。アジアカップのセミファイナルで日本に敗れたとは言え、セミファイナルまで勝ち上がっているし、相応にポイントを稼いでいるので。なのでイランも順位が上がっている。日本がファイナルで勝っていれば、イランと同じくらいのランクになっていたかもしれない。
ただ、ワールドカップの翌年1月に大陸選手権を開催するのはアジアだけで、他地域の大陸選手権はこれから。なので、この順位から下がっていくことになりますね、間違いなく。日本は6月にコパ・アメリカ(南米選手権)へ出場するが、日本にとってはインターナショナル・マッチデイではない親善試合扱いになるので、あまり(勝ってもほとんど)ポイントは稼げない、、、ってことになる。
ま、FIFAランキング自体をどうこう言いたくないんだが、いかんせん、ワールドカップ予選やワールドカップ本大会のドローでFIFAランキングを使用するようになってしまったので、無視もできなくなった。なので、こうして(以前にも増して)気にはかけるようになった次第。アジアカップの重要性については正直ナンなんではあるが、そういうこともあってセミファイナルには勝ち上がってくれないと(それがノルマ的な)感じでおった、というわけです。
それと、FIFAの方針もあって、ヨーロッパや北中米のようなネーションズリーグがそのうちアジアでも始められるだろう。他地域でやってるのにアジアがやらないでいると、FIFAランキングにも影響してくる。インターナショナル・マッチデイに行う親善試合よりも係数が高いし。
アジアのネーションズリーグが始まると、ますますアジアの国と戦ってばっかしになっちゃうなぁ。困ったもんだ。
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