J2でも実に高度なゴールが見られる昨今…

DAZNがリーガ・エスパニョーラ2部の配信を4月23日から始めるそうで。鈴木大輔の所属するヒムナスティック・タラゴナ、柴崎岳の所属するテネリフェの試合が中心なんだろうが、毎節最大2試合(…っていうことは、日本人選手所属クラブの試合、そのまんま、かね)プレーオフ6試合をライブ配信するとのこと。いやはや、凄い拡大ぶりですが、これだけ配信コンテンツが増えて来るとインターフェイスが脆弱というか使いにくいんで、そっちの方も改善していただきたいんですが。

本日はJ2とJ3の一部が開催され、残りは明日、J1も今週は明日の日曜日開催だが、先週の試合の話になってしまうが、モンテディオ山形と大分トリニータの試合(先週のJリーグ全試合の中で最も遅いキックオフだった試合)をライブで視させていただいたんだが、前半に2点のアヘッドを奪ったモンテディオ山形、後半に追いついた大分トリニータ、そして終盤に決勝ゴールを奪ったモンテディオ山形と、ゴールの応酬となったこの試合、どのゴールも(モンテディオ山形の2点めはPKだったが)ゴールゲッターの技術とテクニックが発揮された、いいゴールだったと思うのだ。
特に、トリニータの1点め(1-2と追い上げとなるゴール)の後藤優介のアウトにかけて曲げて落としたミドルシュートは実に素晴らしかったし、DAZNが選ぶ「今節のトップ5」ゴールに選出されるのは当然。だが、モンテディオの阪野の決勝ゴールも実に素晴らしく、途中出場の風間宏希(風間宏希を同点に追いつかれてから投入というベンチワークもお見事だったんじゃないか…)の左サイドからのアーリー気味のクロスをディフェンダー2人に挟まれながら胸トラップ、その場で身体を270度回転させて(背中を丸めるように)ハーフボレーで叩いたという、実に高度なフィニッシュだった。
ところがですね、このゴールを、そのDAZNが選ぶ「今節のトップ5」ゴールに選出してないのはどういうことかと(笑)
ま、とにかくこういう高度な技術、テクニック、スキルがJ2でも見られるんだということですよ。

この試合を視たちょうど翌日、フットボールのフィジカルトレーナーもしておられる御方といろいろ深い話(フットボールだけじゃなく、格闘技も含め、実に広範囲にわたって深い話)で盛り上がった(話し込んだ)んだが、こういう高度な技術が日本人選手には備わってきてるんだよね、って。これをピッチの中で発揮させるコーチングスタッフ(指導者とかコーチ)の部分が日本のフットボールではどうなんか、、、と。まぁ、そういう話です。選手は相当充実してきた。そのあたり(指導者や采配の部分)まで充実するのは、あと20年くらい???? ですかね~。ナショナルチームより、選手個々のインターナショナル化がどんどん進んで行けばイイんじゃない??…っていうか、そういう感覚、域に入っちゃいましたよ、私なんか、、、というところもあったり。ナショナルチームのコーチングスタッフ(監督を含め)をいくら外国人の優れた指導者を招いても、そこだけじゃないし、プレーだけでなく、メンタルトレーニングや、日本サッカー協会をはじめとした体制や風土もあるし。マジメな話、ナショナルチーム(日本代表、特にフル代表)はまぁ…って感じになっちゃうんだよね。
スペインだって、ナショナルチームの戦績が大いなる成果として表れるようになってきたのは、ようやくこの10年くらいだろ、、、なぁ~んてね。

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