埼玉ダービーから…ファインゴールだが、日本のデフォのディフェンスの問題点も露呈したシーンかと。
2017.05.02
本日、U-20ワールドカップに臨むメンバーが発表。基本的に昨年のU-19アジア選手権優勝メンバーだが、この選手は選ばれちゃうんだろうな…というとおりとなったり、この選手は選ばないんだ(はじかれちゃったか)という選手もあったりで。私的には、何人か入れておかなくてイイのかな、という選手が居ますが。
さて、先週末のJ1の「埼玉ダービー」は、ここまで未勝利の大宮アルディージャが茨田のゴールで浦和レッズを振り切ったという結末となった。
茨田のゴールは見事なショットでファインゴールなんだが、テレビ朝日の「やべっちFC」での「解説するっち」での茨田の「解説」を聴かせていただくと、日本のディフェンスの対人処理の課題というかデフォな様式が明確に表れていたような。。。
カウンターの場面で、大宮アルディージャのトップの江坂にボールが入って、その瞬間、浦和レッズのディフェンスは3人居たんだが、3人とも江坂に意識が行ってしまい、江坂の下(シャドーの位置)に居た茨田は、江坂の落としを受けようと思ったんだけれども、レッズのディフェンダーがみんな「江坂に目が行ってた」ので(やや右サイド寄りの)裏に抜けてボールを受けようと考えた…
そこに江坂はターンから(ここでも易々とターンをさせてパス出しさせてしまってる…)茨田にボールを流してくれ(茨田はまだペナルティエリア外の位置)打とうと思ったんだけれども、ここで最も茨田に近い位置に居たのは阿部勇樹なんだが、さすがに阿部はシュートコースを切って(打とうと思ったけれども完全にコースを切られていたので…かつ、ゴールキーパーの西川も準備ができていたので)トラップに切り替えた…
茨田は右足でトラップしたが、「意外に」阿部が寄せてこなかったのと、ゴールキーパーの西川もニアを空けていたので、一拍おいての左足ワンステップ踏み込みでの右足ショットをニアを狙って打った…
という豪快なゴールとなった。
なんかね、そういうことで。とってもわかりやすい「講義」「解説」であったとともに、日本のフットボールの課題が凝縮されておりましたね。
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