ペナルティエリア内で正面から安易にスライディングに行きますか???
2018.03.08
アルガルベカップの最終戦(「順位決定戦」なるもの)はカナダに完敗。日本より現在FIFAランキング上位に居るカナダは、それが真っ当といえる内容で、正直、日本は歯が立たなかったといったところだろう。
とにかくビルドアップもさせてもらえず、この大会で試合を重ねて行く中でようやく見えてきた基本の <やり方> が通用せず。かといって、カナダがスカウティング(偵察)して特に日本対策をしてきたとも思えず、日本チームの基本の <やり方> って(この段階においても)それくらいの薄いモノというかフェーズということじゃないか。で、通用しなかった場合の対策なり工夫に乏しい。
数年前はカナダをいいスパーリング相手とばかりに倒していたと思うが、だいぶ差を付けられた感。
さて、本日のタイトルは昨夜のACL。ホームで1点リードしていてのアディショナルタイム、、、ペナルティエリア内に味方が何人も居る状況で、正面で相対した相手選手に、シュートモーションに入っているわけでもないのに、無用にスライディングに行きますかね。でもって、引っ掛かってPKを取られ。。。私、久しぶりに試合が終わった後の何時間も(相当長い時間)ハラ立って仕方なかったですよ。
また、そのPKのキックもほぼ真ん中で、跳んだんで逆を取られたものの手に十分当たる範囲で、でもそれを弾けずゴールマウスに転がせてしまうと。この試合でも感じさせられたのは、ファインセーブやビッグセーブはなくても、安定したパフォーマンスとリズムを出してくれるゴールキーパーが後ろに居るのと居ないのとの大きな違い…ですかね。ゴールキーパーはゴールを守る最後の砦というだけではない、ってことがよ~くわかる試合でもあった。ミスがあったとか無かったとかでもなく、ね。今週のACLでは、2夜続けて日本のゴールキーパーの存在力の低さを見させられた気分。
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