豊川、チームを逆転残留に導く超・ミラクルな活躍で。。。
2018.03.13
昨日エントリーしようかとも思ったんだが、ベルギーのオイペンに冬のウインドウで移籍した豊川が、残り30分ほどで4ゴールを奪わなくてはならない状況で、ハットトリックにアシスト。しかも1点めは残り20分を切った時間帯、4点めは89分という、正に神試合でオイペンを1部残留に導いたという。。。
整理すると、、、ベルギーリーグはレギュラーシーズンの最終節。レギュラーシーズン終了後に、上位グループと下位グループに分かれてプレーオフ(リーグ戦形式)が行われるんだが、2部への降格が決定するのはレギュラーシーズンの最下位(のみ)。オイペンは前節終了時点で最下位。最終節に勝っても、残留を争うメケレンも勝つと、得失点差の勝負になってしまい、しかも、前節終了時点で得失点差も1つ下回っている状況。で、最終節、、、オイペンはゴールを奪えずスコアレスで試合が進む中、残留を争うメケレンは57分に2点めを奪い、2-0でリード。そこで投入された豊川だが、1月に加入後、数試合(全て途中出場)起用されただけ、、、その豊川が73分にゴール、76分にアシスト、80分にゴール、89分にゴール、、、4-0でタイムアップ。メケレンは2-0のままで終了したので、得失点差で「1」上回り、奇跡の残留をもたらした、、、という次第。
地元メディアは、豊川がベンチから現われて一人でオイペンを救った…というような報じ方をしてるようだが、まったくそんな感じだろう。突然、誰も期待してなかった(?)選手がベンチからピッチに現れ、4点全てを叩き出したんだから。こりゃ代々語り継がれる伝説になってしまったな。誇張でもなんでもないですよ。
ちなみに1ゴールめは、左からのクロスをニアに走り込んでヘッドで流し込んだもの。
2ゴールめは、左サイドで右からのクロスを味方に落とし、ペナルティエリア外からのミドルをアシスト。
3点めは、右コーナーキックをゴール正面でヘッド。
4点めは、左サイドをドリブリングして右足アウトで味方へパス、味方のシュートをゴールキーパーが弾いたところ、左からゴール中央へ走り込んで詰めていた豊川が、ディフェンダーの寄せを振りほどくようにフィニッシュ。
ま、相手チームが豊川をフリーにしておりますがな。ぜんぜん捕まえてないし。
…にしても、いや~ミラクル。超・ミラクル。ゴールシーンの映像しか見られてないんだけどね、昨日朝見て、声上げちゃいましたよ。
実はオイペン、フランスの伝説的プレイヤーであるマケレレが監督をしてるんだが、マケレレ監督を救う活躍となった。この絶体絶命の状況で豊川を送り出したのは信念だったのか、閃きだったのか、思い切りだったのか、ヤケクソだったのか(笑) 祈るような、すがるような気持ちだったのか、どうなんですかね。
だって、現地の誰もが豊川のことなんて微塵も期待もしてなかっただろ。
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