左に原口、右に宇佐美。

ドイツ2部(ツヴァイテ・ブンデスリーガ)で現在首位のデュッセルドルフは、デュイスブルクとのダービーマッチ、アウェイ戦。中盤の左に原口、右に宇佐美を置いたスタメン。カウンターのシーンでは日本人2人が最前線で仕掛けを試みるなど、なかなか堪えられない(笑)内容。試合終盤には、宇佐美のペナルティエリア外からの強烈かつ重要なゴールも炸裂して貴重な勝利。このまま日本人選手2人の活躍で2部優勝、1部昇格、と行って欲しいね。

原口は、ボールを受けると必ず相手1人をはがして、あるいはドリブリングで味方につなごうとする。足元におさめるばかりでなく、こういうのもキープの方法だしチームに時間をつくる(与える)プレーだろう。是非とも日本代表でも見せて欲しい。
宇佐美は、まだ守備でまごつく感じがあるけれども、最終ラインまでプレスバックしたり、パスワークでの位置取りに何でそこに突っ立ってんの(?)ってシーンもあるけれども、このところほぼ90分プレーしているし。右サイドからピンポイントのクロスもあったり(ゴール前でフリーの味方がヘッドを外してしまった…)最後にああいうショットb(4試合連続ゴール)を決めちゃうんだから。ま、ぬか喜びはナンだが、ワールドカップ本大会で原口と宇佐美の両ワイド…なんてことが、あるかもしれない。これまで宇佐美のスタートポジションは、サイドに置くなら左サイド…っていう概念があったが、こうして右サイドでもプレーできるとなると(本来はそうでなきゃオカシイんだが)それも大きい点ですね。

ちなみにデュッセルドルフは、見る(視る)たびに感じるんだが、基本フォーメーションは4-2-3-1のようだが、相手ボールになってのファーストディフェンスというか前線プレスは必ず2枚(まるで2トップのように)行きますね。1トップの選手に加えて、もう1枚が2列め中央の選手とは限らず、中盤センターの2枚のうちの1枚がガァ~って上がっていたり、左の原口が中央に入って来たり、その辺が見ていて面白い。また、中盤センター2枚のうちの1枚は、いわゆるアンカー的な動きをしていて、日本だとアンカーというと中盤底(に1枚)という発想だが、その辺も見ていて面白いな、と。

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