コンフェデ廃止でクラブ・ワールドカップを4年おきに開催。

2018.04.20

FIFAがそう決定したと。海外の大手通信社からの配信ソースなんで、間違いないだろう。
ま、コンフェデレーションズカップが廃止されることは既定だし、そこに（ワールドカップの前年の6月に）クラブ・ワールドカップを開催する（すなわち、クラブ・ワールドカップを4年おきに開催）というのも既定ぽかったから新たな驚きはないけど。

クラブ・ワールドカップは24チーム参加との構想らしいが、それはどうやって決めるんだ…ってところはあるし、しかし、そうなると毎年開催のACLはどうするんだ、、、ってこともある。ACLがクラブ・ワールドカップに繋がる道ではなくなるだろうし、昔のように、目立たないアジアのカップ戦に成り下がるのか。それとも、仮にクラブ・ワールドカップへのアジアからの出場枠が「4」だったりしたら、4年間毎年のACLチャンピオンに出場権を与えるのか?? だけどクラブチームなんて、つい1年前のパフォーマンス・戦力がすぐに変容（劣化）しますよ。（←その後、別の通信社の配信によると、アジアとアフリカと北中米カリブ海については、4年間のチャンピオンによるプレーオフを実施して各「2枠」との情報あり…であれば、ACLはクラブ・ワールドカップに繋がる道ではあるんだが…そういう出場クラブの決め方が適当なのかどうか…）

あと、FIFAは、今年9月にヨーロッパで始まる（ヨーロッパだけでなく北中米カリブでも始まる）ネーションズリーグ（ナショナルチームによるリーグ戦）と同様の大会開催を、その他の地域連盟に求めているそうで、偶数年の9月、10月、12月にグループリーグ戦を行い、その翌年に上位8チームによるトーナメントを行う仕様とのこと。これもアジアカップはどうするんだ、、、ってことになるが、それもそうだが、アジアの国はますますヨーロッパや他の地域の国とテストマッチが組めなくなるんだよなぁ。

この話題…誰かが言ったが、ACLがクラブ・ワールドカップへの道でなくなると日本テレビがACL放映権を（やっと）手放してくれそうなのが一番の朗報（苦笑）だと…というところで、今日はオチにしますかね。

ちなみに、コンフェデレーションズカップが無くなるのを残念がる向きもおありと思うが、そもそもサウジアラビアで1992年に始まって（その仕様の時には1995年に日本が参加してる）当時はFIFAの主催大会じゃなかった。ワールドカップの前年の「プレ大会」として開催されるようになったのは、2001年の日韓大会からに過ぎないわけで（2003年にもワールドカップ前年じゃないのに開催されている…2005年からは完全に4年おき、ワールドカップ前年開催）…実は。ワールドカップの「プレ大会」としての存在としては5回（大会としては10回）で幕を閉じるという次第。

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