スポルティング・リスボン相手に2ゴール・2アシスト。

2018.10.09

中島翔哉のポルティモネンセがスポルティング・リスボンに4-2の爆勝。中島翔哉は2ゴール・2アシストとな。
スポルティング・リスボンって、ポルトガルのトップ3っすよ。ま、今シーズンは選手の入れ替え、メンバー再構築途上のようだが、ここまで最下位の（スタートが悪くかったが最下位だったんだ…）ポルティモネンセにしてみれば大金星。
中島のゴールはどれも毎度美しく豪快で実にイイね。アシストもファンタスティックだな。

特に1ゴールめなんで、タッチライン沿いでヒールで味方に流して、折り返されてきたボールをペナルティエリア外からダイレクトでニアをぶち抜いたショット。こういうゴールを決められる選手が（それも海外リーグで）出て来たってことですよ…過去に幾つか無かったわけじゃないけどな。
いずれにしても日本でくすぶっていた(??）などと表現するとたいへん失礼であるが、ポルトガルで実に伸び伸びと、思い切りよくプレーしてますな。ポルトガルリーグはスペースがありまくりだの、ディフェンスが緩いだの、しばしば言われるが、まぁ確かにそうではあるが、だからむしろ、個人のフィニッシュ能力、技量、技術が発揮されるし、そこがちょっとでも欠ける部分があると、こんなゴールやアシストはできませんからね。
海外のベストゴール…なぁんていう編集モノでピックアップされるような豪快で鮮烈なゴールを、日本人が普通に幾つも叩き出すんだから。多少長いレンジでも思い切りよく強く速いシュートを打つ、打てる、そして忘れちゃいけないのがゴールをめざすための走力…その点も見なきゃいかんですよ。

10月のテストマッチにも呼ばれているが、乾は呼ばないで中島だけを呼んでいるということは、乾は不要ということではなく（乾の能力、力量は十分わかっているわけで…イザとなったら呼びますよ）中島をさらにプレッシャーのある中で使おう、生かそう、その試行をしようということだろ。
1月のアジアカップのメンバーにも選ばれるだろうが、冬の移籍でどこかに移れるかどうか。ポルティモネンセがめっちゃ高い移籍金を設定してる（それって、ポルトガルのクラブの芸風だな…）からな、どうなりますか。

なお、10月のテストマッチのメンバーだが、ハノーファーの浅野が先週末のリーグ戦でハムストリングスをやったために辞退、川崎フロンターレの小林悠も足首をやったために辞退、かわってジュビロ磐田の川又、清水エスパルスの北川を呼んだとのこと。北川はね、そのうち呼ぶだろうと思われる選手だしね。清水エスパルスには北川だけでなく、有望な若いアタッカーが居りますよ。そういう選手の成長やステップアップを見続けるのも醍醐味だよなぁ。

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