"首位ドルトムント" 相手に奮闘。
2019.02.09
3バック中央で相変わらず評価の高い長谷部。ドイツの「キッカー」誌では、今シーズンのブンデスリーガのベストイレブン、なおかつディフェンダーの中で採点トップという。ウインターブレイク前にケガで離脱したが、ウインターブレイクの長いブンデスリーガで再開後も普通に3バック中央で連続出場中。
そんな長谷部だが、先週末の試合になるが、首位を走り続けるドルトムントをホームに迎えた試合に注目しておりましたよ。
試合序盤からフランクフルトもドルトムントに対して一歩も引かず、サイドを使ったビルドアップで果敢な攻撃を仕掛けていく。それでも個々のクオリティが粒ぞろいのドルトムントが攻勢となり、あわやゴールかと思われたシーンも長谷部の見事な身体を張った鋭いカバーで失点を許さず。しかし、中盤でヴィツェルからのパスを受けたゲレイロが巧みなドリブリングでペナルティエリアに侵入し、長谷部がカバーに行ったんだが巧みなステップでいなされて(ドルトムントの選手が長谷部の裏をクロスするようにフリーランしたのも効いたか)グラウンダーの折り返しをロイスに決められて失点。
だが、前半のうちにコーナーキックからのヘッドでクロスバーを叩いたボールを二次攻撃に繋げ、クロスからヨビッチが同点ゴールを決める。
ドルトムントには、後方から走り込んだロイスの決定的なシュートがクロスバーを叩くなど、幾つかやられたかという場面もあったものの、長谷部のカバーリング、あわやアシストになりそうなスルーパスをカットした読みの鋭さ、ラインコントロールでドルトムントに追加点を許さず、1-1のドローでタイムアップ。
さすがにドルトムント相手だけに、やられたか…っていうシーンがあったものの、長谷部はこの試合も変わらずよいパフォーマンスを見せて奮闘。いや~好調ですな。
冒頭で触れた「キッカー」誌でも、この試合の採点はチーム単独トップだったそうで、全フィールドプレイヤーの採点ランキングでも4位にランクインだそうだ。
ドルトムントは、まだシーズン半ばなんだが、なんだかチャンピオンらしいタタズマイというか、風格を感じさせる試合ぶりっすなぁ。この試合はドローで勝点1ポイント積み上げに終わったが、バイエルン・ミュンヘンは今節敗戦食らったそうで、勝点差は7に広がった。香川も大活躍で大いに貢献した2010-11年シーズン、2011-12年シーズンの2連覇以来のチャンピオンの座に向かいますか。
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