天皇杯ファイナルは今週日曜日の夜…
2018.12.06
ベルギーのシント・トロイデンの冨安に、大迫が所属するブレーメンがオファーを出していたと、ドイツ地元紙が報じているそうで。移籍金の提示額も伝えてあり、「ビルト」紙だから信憑性は高いだろう。移籍金額も初めてヨーロッパでプレーし始めたばかりの選手としてはそんなに悪いものではないように思うが、シント・トロイデンは拒否したそうだ。当然、もうちょっと(もっともっと)高くなってから…っていうことだろう。
そこよりも興味があるのはブレーメン側の評価内容であって、どうやら、年齢的なこと(若さ)や高さ、フィジカルの強さ、走力、ビルドアップ能力を評価しているらしい。
昨夜の天皇杯セミファイナルは、浦和レッズが鹿島アントラーズを1-0で下してファイナル進出。アントラーズもクラブ・ワールドカップ直前でファイナルへ進出するとメチャ厳しいスケジュールになるものの、来年のACLに本選ストレートインしたい(プレーオフは戦いたくない)ところではあったが、ここで敗退となった。もっとも、キックオフ直後からこの試合での力量的にはアントラーズ優勢であることは明白な感じではあったんだが、その時間帯をレッズがなんとか凌いでようやく攻撃に出られるようになったところでのコーナーキック、、、柏木の素晴らしいコーナーキックからゴールが生まれてレッズが先制して逃げ切った結果に。レッズもアントラーズも、こういう試合ではセットプレーが重要になることは重々承知しており、互いにいいボールが飛ぶというあたり、さすがではあった。
鹿島アントラーズにとってイタイのは、アディショナルタイムに鈴木優磨が負傷して、クラブ・ワールドカップが無理らしいこと。三竿も昨夜ベンチ入りもできない状態のようで、痛い一戦となった。アジアカップも、少なくとも鈴木優磨は無理なんじゃないか。まぁこういうことも生じますよ、めちゃ広大な「アジア」の東と西を行ったり来たりしてりゃ。ヨーロッパのクラブの試合数と比較すれば云々、、、という向きが時々居るが、単純な試合数の問題じゃないんだよ。
幸いなのは、来年のACLプレーオフは1月にアジアカップが開催される(アジアカップのファイナルは2月1日)関係で、今年なんかよりちょっと遅い(2月中旬)っていうことだろうか。
なお、三竿については本日、鹿島アントラーズ公式サイトで状態について告知がリリースされ、クラブ・ワールドカップでのプレーは無理。アジアカップも無理だろう。
一方、鈴木優磨については本日FIFAから発表されたクラブ・ワールドカップ登録メンバーに(無理と思われたのに)リストされているんだが、プレーできるんかね。
もう1つのセミファイナルは、前半の派手な点の取り合いでベガルタ仙台がモンテディオ山形を下したが、NHK-BSの中継(サブチャンネル)ではハーフタイムに随分力の入った「みちのくダービー」企画がいろいろ盛り込まれておりましたな。
天皇杯ファイナルは今週末の日曜日に変更になったが、私は普通に昼間のキックオフと思い込んでいたんだが、18:00キックオフなんだった。んで、定番のNHK地上波での中継は無し、、、と。NHK-BSでの中継らしい。
鹿島アントラーズのACL優勝によるクラブ・ワールドカップ出場は Good News だったが、それによる日程変更でこれはちょっと痛し痒しだったな。…っていうか、これも運営側(JFA)の手抜かりというか、凄腕度の不足に思えますけどね。。。
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