試合を塩漬けにしたのか、これが今大会のパフォーマンスなのか…

2019.01.22

アジアカップ、Round16 のサウジアラビア戦。ガシガシ来ることは想定されたサウジにキックオフ直後からボールを握られるが、セットプレーから冨安のヘッド（それが初シュート）でまんまと先制。前半は試合を塩漬けにする展開で上手く終了させたが、後半は暑さや日差し（気温自体は高くないようだったが）や疲労からか、前へボールを運ぶこともままならず、セカンドボールも拾われまくりで、たまのカウンターも雑に何度も無為にしてしまう展開で、1-0のままタイムアップ。ボールをポゼッションして攻め勝つだけでない、こういう勝ち方もできるようになった、、、という評価の声もあるが、そういうプランだったとしても（なにも、ガンガン攻め倒してっていう試合を期待・希望してるんじゃないにしても）ちょっと酷いと言わざるをえない内容。

視てるこちらが、やられたと思うシーンはほとんど無く（もちろん、危ないっていう声は何回かは上がったが）そういう意味では塩漬けできたのかもしれないが、そこはサウジのファイナルサードでのアイディア不足やクオリティの低さのおかげでもあり、いかんせんボールを前に運べない繋げないっていうのは、どういうことよ…と。ある程度ボールを運んだり繋いだりもしながらの塩漬けなら、いざ知らず。
それでも後半何度か決定的なチャンスになるカウンターのシーンもあったんだが、なにあの雑さ、、、ロクにシュートまで持っていけないパフォーマンスは。毎日どういうトレーニングをやってんだろうな。
まぁちょっと、中盤の存在感（遠藤航あたりはいいディフェンスが何度もあったもののプレーメイクという点で…もっとも前線があれだけボールをおさめられない、ロストするんではね）の問題、アタッカー陣の低パフォーマンスは、こりゃ勝ち上がってもイランあたりに通用するとは到底思えませんがな、、、というところ。
いかんせんコンディションが悪すぎる。全然上がっていかないもん。ま、現地昼間の試合はこれが最後で、後は夕方や夜の試合なんで、グループステージでも初戦が昼間の試合で同様に低パフォーマンスだったから、その点はこの後の試合はもうちょっとマシになるんだろうと思いたい。
しかし、青山が1試合使えただけで離脱が発表され、そうでなくても今大会メンバーで層の薄い中盤センターがまた1枚居なくなる。急遽呼んだ塩谷が（おそらく）想定以上のパフォーマンスをしてくれそうなんで、それが救い（頼り）か。
しかし、現状で青山の必要性は理解はしていたけれども、コンディションやケガの状態を含め、選手選考にまた疑問が生じておりますよ。ま、今さらしょうがないんだが。補充もできないし。

次は中2日と間隔がこれまでで最も短く、日本時間で24日（木曜日）22:00キックオフ。武藤はサスペンションなので北川をトップに入れるしかないのか（大迫はまだ温存だろう）どうリカバリーして次戦を迎えてくれるだろうか。

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