U-20ワールドカップ第2戦…想定外の(?)快勝。
2019.05.27
メキシコとのグループリーグ第2戦。メキシコといえば、日本人と体格が似ていて、柔軟性に巧みな身体の使い方、フィジカルも強いということで、もちろんテクニックもあり(それも見てくれのよいテクニックというより実戦向き…というか)スペインともども結構比較対象に上がる存在。
ま、日本人はラテン系とは根幹的に違うと思うんだが。。。
そんなメキシコとの一戦。メキシコは初戦を落としており、この試合で勝点3ポイント狙いであることは容易に想像でき、試合開始早々に抜け出されてゴールキーパーと1対1になったが、これをセーブして一安心。
その後は日本も落ち着いて本来のパスワークを見せ始め、20分過ぎにディフェンスラインの裏に落としたボールをワンタッチで蹴り込んで(予想外の)先制ゴールを奪う。
前半はその後もクロスをヘッドで合わせたが、これはオフサイドの判定。
後半に入って立ち上がり、右からのコーナーキックをニアでヘッドですらして追加点。
日本の細かいパスワーク、人数がどんどん絡むパスワークに、時折織り交ぜるロングパスに、メキシコは結構振り回される展開。メキシコの選手はテクニックがあるのは明らかだが、最終ラインの組織性の低さ、バイタルエリアのケアが十分でなく、日本にとっては気持ちよい攻撃が仕掛けられたんではないか。
そしてパスワークからディフェンスラインの裏を取って豪快に蹴り込んで(まさかの)3点め。
最終盤、きわどいシュートが2本ほどあったがクリーンシートでタイムアップ、勝点4、得失点差+3とし、イタリアがエクアドルに1-0で勝ったためグループ2位につけた。
メキシコは日本についてのスカウティングが少々不足してたかも、ですな。以前このチームで戦ったこともあり、勝手知ったる…という感覚もあったのか??
グループリーグ最終戦はイタリアとのグループ1位を賭けた対戦となるが、イタリアは勝点6をあげており、ドローでもよいという感じで来るだろう。日本もイタリアに敗れ、エクアドルがメキシコに勝つと勝点で並ぶので、グループ2位以上を確保するにはドロー以上の結果が必要。また、このグループを2位で抜けると次の対戦相手がアルゼンチンかポルトガルの可能性が高く、ターンオーバーもしたいし、さてどういうイタリア戦への臨み方にするんだろう。
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