バルサB。
2019.07.09
この夏は日本人選手の海外クラブ移籍の動向も盛りだくさんだが、一般的には久保建英のレアル・マドリードへの移籍なんだろうな。冨安の(ボローニャで決まり的な話だが)イタリアのクラブへの移籍に、私なんかは関心高いんだが。
そんな中、鹿島アントラーズの安部にバルセロナがオファーというニュースが結構前から出回り、真実味の高いものとなっているようで。行くんでしょ??
ま、バルサBなんだけどね。日本のメディアはそう伝えないらしいけど。
現在20歳の安部がバルサB(スペイン3部)に行くのはどうなのか、、、っていう話だが、ぶっちゃけ、トップチームに上がれるとは思えないわけで。申し訳ないけど。だけど、バルセロナでなくても他のヨーロッパのクラブで活躍できるチャンスはあるだろう。バルセロナもスペインでプレーさせるのか、どこかのクラブへレンタルさせるのか、その辺はよく見たいと思うし、代理人を含めてそのあたりは突っ込んでいるんだろう。
別にバルサB(バルセロナ)に所属したという箔付けのために行くわけじゃないし、安部自身の大いなるチャレンジの機会であることは間違いない。一番のメリットは、例えば乾がドイツからスペインに渡ってから戦術、特にゾーン守備を学んだように、様々な戦術や戦術眼、経験や戦術的・戦略的スキルを学び身につけるのに、たいへん大きな機会だろうとは思う。
最近、アンダー世代の代表チームのコーチの方を取材した記事をどこかで読んだが、それに関してはまたの機会にエントリーさせていただきたいが、やはり環境や指導者の知見や経験やスキルが追いついていない状況があるわけで(実はそこが最も大きいと思っており…)そこを乗り越えるためにも日本のフットボールにとって大きな機会になるんではないか、という感じだ。
もちろん安部に日本のフットボールのために…なぁんていうことを強いる(求める)つもりなどなく、御本人が野心に満ちたチャレンジに挑むだろうし、それで十分。日本人の誰もが未知の世界、キャリア途中から(もう20歳だし…)バルサBという未知のプロセスを踏むわけだからメチャクチャたいへんだと容易に想像できるが、奮闘して欲しいと願うのみ。
しかし、バルセロナも久保建英をレアルに奪われたことに端を発して、そこにいろんな要因があるんだろうが(それらを類推するようになるのも大事なこと)まぁ私たちも、いろいろなリアルタイム経験や目撃をさせていただける時代になったものです。
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