本日14:00から、9月のワールドカップ予選に臨むメンバーと海外遠征のU-22メンバー発表。

9月のワールドカップ予選はアウェイでの1試合(9月10日)だけ。その前(9月5日)にパラグアイを迎えてのテストマッチ。今回はこの2戦とも、日本テレビが中継。
さて、相当数の選手が海外クラブ所属(この夏の移籍)となった現在、彼らをどれくらい呼ぶつもりなのか。例えば具体的に久保健英とか、呼んじゃうんだろうな。。。クラブでのフィットに専念させてやれよ、、、って思いますけどねぇ。さてさて、こういう時代になって、どうするんでしょうかね。

フランクフルトのブンデスリーガ第2節のアウェイ戦(先週末の試合)を録画視聴。鎌田も長谷部もその週のミッドウイークにヨーロッパリーグ予選プレーオフ(アウェイ)をフルタイム戦っていて、ハードスケジュールとなる。
この試合のフランクフルトは基本の1トップ+2シャドーではなく、2トップにして、その下に鎌田を置くフォーメーション。キックオフ直後から鎌田は左右ワイドに幅広くポジショニングしてボールを引き出し、短いドリブリングから質のよいボールのパスを配給。悪くない立ち上がり。
だが、10分あたりにコーナーキックをすらしたボールを逆サイドから巧みにボレーで叩き込まれて失点。長谷部がマークしてたが、ちょっと離してしまった。とはいえ、あれをダイレクトで叩いて捻じ込んだ相手が上だったか。。。
その後は主導権を握られ、鎌田にボールが入ると2人がコースを消すように寄ってくるので序盤のようなプレーは出しづらくなる。
それでもドリブルに入ればいいパスを出すんだが、やはりフィジカルコンタクトはまだ強いとはいえず、もちろんファウルを獲得する場面も幾つもあったが(また、全然ダメってこともなく、ボディコンタクトをすり抜ける場面もあったが)例えばこのゾーンでも昔の中田英寿のように…とは言わないが、こういう展開の中でボールキープ、前へ運ぶ、ファウルを獲得する、、、といったプレーがもっと出せるようになればチームの中心になれるかもしれない。
あと、この試合でシュートは無しだったかもしれないんだが、この試合は2トップ下だったからといって、シャドーの位置なんだからフィニッシュも狙わないとなぁ。ま、もっとも前線2トップのプレー内容、動き出し、イマジネーションも大いに物足らないものだったんで難しかったろうが。
また、鎌田には相手のビルドアップ時に相手のアンカーを見る役割も与えられていたようで、そこは忠実に実行していたかと。ただ、もうちょっと局地戦で上回れてもよかったかもしれない。相手ボールスチール、相手アンカーを消せていた場面もあったけどね。

というわけで、アタッカーが相当抜けてしまったフランクフルトにおいて、鎌田が結果につながるプレー、パフォーマンスを発揮してくれないことには非常に苦労するシーズンになるのは明白。期待されているうちに鎌田自身のゴールも欲しい。

なお、日本時間今朝行われたヨーロッパリーグ予選プレーオフの2ndレグでも鎌田と長谷部はスタメン・フル出場し、1stレグを0-1で落としていたこの試合、鎌田のドリブル突破からの質のよいグラウンダーのクロスからダメ押しの3点めが生まれ(アシスト)3-0で勝利。2-0から1点でも返されたら合計2-2となって、アウェイゴールで敗退になるところ、、、2戦合計3-1でヨーロッパリーグ本戦出場を決めた。

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