プレミアリーグ再開初戦でスタメンの南野、前半だけのプレーで交替。

イングランド・プレミアリーグも再開し、日本時間昨夜はリヴァプールの再開初戦。エバートンとのマージ―サイド・ダービー、アウェイ戦で、南野は3トップの右でスタメン起用。
試合後に現地メディアで南野はウイングプレイヤーではない…というような批評が報道されているようだが、はい、そのとおりウイングではないです。
ま、なんとか存在感を残そうという姿勢は十分伝わったんだが、リヴァプール自体も久しぶりの実戦でいつものようにボールを保持できず、選手間の距離も以前のようではなく、この再開初戦で結果を残すのはさすがに困難だろうと思う。

ぶっちゃけキックオフから9分過ぎまでボールを追いかけたりプレスに行くだけで、ボールタッチは無かったし。もっともリヴァプールのフォワード3枚がボールタッチが著しく少なかったんで、リヴァプールの状態がまぁそういうことです。
それでも9分過ぎに味方からボールを貰って、遠い距離から一発ミドルを打ったのは(ゴール右上に外れる…)当然というか、いいんじゃないか。
その後も中央に入ってスルーが味方に通らなかったり、反転シュートがブロックされたり、という感じ。中央でボールに触れた機会は5~6回はあったように思う。
一方で、ウイングータイプではないとはいえ、味方がペナルティエリア右に縦に鋭く付けたパスに受けて、縦に行かないっていうのは、どうかなぁ…とは感じた。ターンして戻したり、横に付けるだけでは現地の共感は得にくいのがイングランドではなかったか。

あと、南野に限らず…ということなんだが、この試合を視ていてまた思ったんだが、日本人選手は身体を捻りながらの周囲へのパス出しが固いし、パスしたボールの質がよくない。身体を捻りながら…というか、背骨の(言うなれば)「旋転」だと思うんだがな。身体的リーチの問題ではない。どうも日本人選手は「旋転」が固いし「旋転」ができないと思われるのだ。
「旋転」なんて、お読みいただいている方々には耳慣れない表現だと思うが、たまたま私が習っている格闘技でたいへん重要でうるさく教授されてるんで、ここで使わせていただきます。
日本人は身体が柔らかくて欧米人は固いという先入観があると思うが、身体が柔らかい-固いという点ではそうだとしても、それはある意味どうでもよくて、要は実戦の中で「旋転」ができるか、できてるか、使えてるか、、、ということだと思うんだな。

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