吉田麻也とサンプドリア、アウェイでアタランタを下す。
2020.10.29
前節はラツィオとの対戦でほぼパーフェクトかと思わせるパフォーマンスを見せた吉田麻也とサンプドリアが、アウェイで攻撃力とスピードある連動性と運動量で今や強豪と言われるようになったアタランタと対戦。アタランタは昨シーズンの(とっても数ヶ月前だが)チャンピオンズリーグでの躍進と奮闘ぶりも記憶に新しい。
そのアタランタに対して、吉田麻也はいつものとおり4バックのセンターバック右でスタメン。
序盤からアタランタが持ち前のプレースタイルで攻勢をかけるが、サンプドリアはきっちり対処して大きく崩されるシーンは許さず。ま、あわやオウンゴールかというヒヤッとするシーンはあったが。
そうこうしている10分過ぎ、カウンターからクリアレッラがゴール左から見事なシュート技術を発揮してニアの天井を射抜いて先制。わずかに左に持ち出して、それだと角度が難しくなるんだが、そこで左足アウト気味にニアをぶち抜くフィニッシュなんて、日本人選手も是非ともこういう技術とスキルとあとメンタルだな、、、習得して欲しいもの。
このゴール以降、アタランタがボールを持つ時間が続くがサンプドリアは人数をかけた守備網で、最終ラインの4枚の前に4枚から5枚のラインを形成し、その間隔も狭く、アタランタの選手に対するプレスバックもしっかりでき全く破綻を見せず。こういう攻防は日本でも今月上旬のルヴァンカップであったな。
後半、当然アタランタは攻勢を強めるが、その中で吉田麻也は相手アタッカーの縦への突破にも体を寄せた見事な対応を見せたり、見事なシュートブロックを見せたり、最終ライン1列前の守備ラインの奮闘と相まって最終ラインも綻びを見せず。しかし最終ラインの前の守備ラインがこれだけやってくれると、最終ラインも(楽ということではないが)盤石な対応ができるもんだ…と再確認。
そうした展開の中でサンプドリアは見事に追加点を奪い、アタランタはPKで1点返すがアディショナルタイムにダメ押しとなる3点めを奪ってアウェイで快勝。吉田麻也もいいパフォーマンスだったね。
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