進化・向上を続けている浅野拓磨が日本に戻ってどんなプレーを見せるか…
2021.03.22
原川がケガで代表辞退とのことで、名古屋グランパスの稲垣を呼んだと昨日発表。ま、稲垣は呼ばない方が不思議だったし、昨日もコーナーキックからのこぼれを、ダイレクトでアウトの物凄いミドルショットを叩き込んでおったしな。
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先週末はセルビアのパルチザン・ベオグラードの浅野拓磨がまた1ゴールで、ゴールランキング2位。トップスコアラーに1ゴール差。あ、これ、PKでのゴール無しだからそれも価値があるというもの。(ちなみに現在トップスコアラーは、17ゴールのうちPKが4ゴールらしい…)
ゴールもイイことだが、軽々といいクロスでアシストを記録するなど、これはリーグレベル云々関係なく、屈強なプレイヤーたちの中で、正に最高にグルーバルなフットボールという舞台で充実の度を増していることは間違いなく、もしかすると今の浅野は最高の状態にあるかもしれない。
フィニッシュのテクニックやスキルも徐々に向上しているのが見て取れるし、プレーとコンタクトの強度、元々優位性を有していた動き出しのよさも熟練の度を増しており、ただ速いだけでなく(以前なら引っ掛けられたであろうスライディングに対して)軽やかに交わしていたり、今週末のA代表でのプレーでそれらを発揮して見せるか、そこは見ものではある。
現地ではこうした浅野への評価とともに、インターナショナルマッチ・ウイーク明けに行われる現在首位のレッドスター・ベオグラードとのベオグラード・ダービーでのパフォーマンスが試金石とも言われている模様。そこでさらに評価と信頼を高めて欲しいものだな、、、日本に行って帰ってでキツイかもしれないが。
なお、首位のレッドスターとパルチザンの勝点差は9ポイントもあり、パルチザンも3位に20ポイント(!)もの差をつけてはいるんだが、まぁそんなセルビア・スーパーリーグではある。
だが、だからといって浅野の進化・向上にイチャモンをつける筋合いではなかろう。日本人はすぐにリーグのレベルが…云々と、評価を低く見積もる傾向が強すぎる、、、かな。地球上のどこでも、なんでも、異国の地でメンタル面も含めて進化・向上を結果も伴って示すのは並大抵なことではない。
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