チャンピオンズリーグ、バイエルン・ミュンヘンVSラツィオの2ndレグ。

今週ミッドウイークに行われたバイエルン・ミュンヘンVSラツィオの2ndレグ。1stレグはバイエルンがアウェイながら4-1と圧勝しており、2ndレグはホームでの試合であり、まぁ普通にはよほどのことがない限り、バイエルンの勝ち上がりは見えている状況ではある。
それでもラツィオは、攻撃でも守備でもバイエルン対策を練ってきたことが見て取れる果敢な戦いを挑む姿勢が十分伝わってくる試合。

ところがそんなラツィオに対して、さすがに余裕のあるバイエルン、ラツィオのプレスと組織的な守備戦略を前にしてもパスはビシバシ繋ぐは、まったく技術はブレないは、ミスはしないは、、、とまぁ、バイエルンのクオリティの高さには驚き。
Jリーグでも、例えば現在最も充実していると(最強とまで??)言われる川崎フロンターレに対して、相手チームがこうした周到で果敢な挑み方をする展開がしばしばあるが(川崎フロンターレをバイエルン・ミュンヘンにたとえるつもりは全くないが…)普段のパスワークが発揮できないばかりかミスも出るし技術のブレも出るし、ペースを掴めないで苦労する状況を目にしている。ところがバイエルンにはそんなの全然関係ない模様だ。
後半のゴールも、縦→縦と繋いで、3人で高速ゴールを仕留めるとか、こんなのスゲーとしか声が出ない。

んで、この試合を視ていてもう1つ声が出たのはキミッヒのパフォーマンスだな。特にラツィオが左から右奥へ振って、鋭角的な折り返しを中央(バイタルエリア)のスペースに送ってフィニッシュ、、、と思った瞬間、左からキミッヒがまるで忍者のようにサッと現れボールを奪い去ってしまった…っていうシーン。
こりゃスーパーだわ。こんな選手が中盤底に居てくれりゃ(しかも守備でも攻撃でも効いている…)そりゃありがたいこと、この上ないなぁ。

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