ユーロ…ポジショナルプレーにもはや優位性は無いか??
2021.06.17
ユーロ(ヨーロッパ選手権)は、グループステージで全チームのプレーを終えて2巡めに入った所。
WOWOWが全試合中継しているが、とてもとても全試合をじっくり視させていただく時間は無いんだが、ここまで気になったのは(数日前にふれた)ベルギーの3バック(5バック)に割と近いやり方をオランダがやっていたことかも。
ここ数年のトレンドはポジショナルプレー、ポジショナルフットボールと言えると思うが、フットボールの新しい戦術なり戦略の寿命は短いもので、せいぜいわずか数年といったところ、、、それは過去の歴史が証明している。
というわけで、ポジショナルプレー、ポジショナルフットボールが今大会でどう威力を発揮するか、、、それに対抗する(ないしはそれを封じる)戦術や戦略がどんなものが出てくるか、、、というのが一番関心をそそられる点なんですが。。。
先月のチャンピオンズリーグのファイナルで、トゥヘル監督率いるチェルシーが、グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティを封じて優勝を勝ち取った試合。あれと似たような試合が出てくるんじゃないかと。
折しも、クラブチームで見ても3バック(5バック)のシステムが増えて来た。特にイングランドで3バックが増えてきたなんて、イングランドなんて何も考えず(…と言っては叱られるかもしれないが)最終ラインは4枚っていうのが常識だったわけで、そこを思うと全く信じがたい変化だ(笑)
日本代表ウイークもようやく終わったし、よりユーロの試合に時間を割けるんで、今回の私の注目点はそういう部分ですね。
あ、当然にして(Jリーグでも今シーズン、川崎フロンターレの試合で頻繁に出てくるワードだが)即時奪回も目につく。
もちろん、縦に速い攻撃、それも人数をかけた攻撃でやり切る戦いぶりに目につく。そんなピッチ上の戦闘を見ると、旧式タイプの(特にファンタジスタ系とでも言うか…)選手は、テクニックやイマジネーションがあっても、それだけではホンっと厳しい時代になってるよね。
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