ACL…名古屋グランパス、2度リードされて嫌な展開も、アゲアゲとなる逆転勝利。

ACLは Round16。西地区の試合も配信してくれるDAZNはエライ(笑)
さて、日本勢はまず名古屋グランパスがホームにテグFCを迎えた一戦から。6月のグループステージでの川崎フロンターレとの2度の対戦でも、攻撃力あるところを見せたテグは、Kリーグで一番強いんじゃないかという声も聞くくらい、、、ま、そう単純ではないんだが。
そのテグにキックオフ早々、やや深めに守備網を敷いていたグランパスに対して、そこから打ちますかぁ…というミドルをゴール隅に沈められて、まさかの先制を許すスタート。

それに対してグランパスも、日本のチームらしい攻撃、コンビネーションで、左に寄せてからのラストパスで夏に加入したシュヴィルツォクがフィニッシュして同点に。
ところがその後、テグのアーリークロスにセンターバック2枚の間に入られてヘッドを合わされて再びリードを許してします。
やや様子見の体のように入った(?)ようなグランパスの守備は、テグにスペースを与える形になってしまい、攻撃回数自体は多くはないが、攻撃に転じると必ずフィニッシュまで行きそうな(Jリーグの試合より大きくボールを動かす)テグの攻撃と得点力ある2トップに危ない印象で前半1-2で終了。

グランパスは後半立ち上がりから、中盤センター1枚と左サイドを選手交替。それが効を奏したか、左サイドでコンビネーションでの崩しからのクロスをシュヴィルツォクがヘッドで沈めて同点。
さらに左サイド深いエリアで、相手ボールをシュヴィルツォクがが奪い返してやや角度のない位置から(中の味方に目線は送ったものの)そのまま自らファーへ突き刺して逆転。
シュヴィルツォクの気合の入ったハットトリックのお陰で、グランパスが完全に主導権を握る。

その後、左からのコーナーキックをニアでフリーになった中谷がヘッドで合わせて追加点。
テグは前半のような攻撃や鋭さやプレスは影を潜め、反撃しようと前へ選手が出て来はするんだがバラバラで、グランパスに脅威を与えるには至らず。4-2でグランパスが逆転、快勝という結果となった。

まぁ、こういう勝ち方はアゲアゲになりますよね。
ただ毎度のことだが守備について、Jリーグでの戦い方と国際試合での戦い方を切り替えないと、この試合序盤のように失点も決定機も与えてしまう。
そこの感覚を取り戻す(フィットさせる)のに、間が空くとどうにも時間を要してしまうのが日本のチームの課題だ。

それと、これも毎度のことなんだが、アジアを勝ち上がるにはこの日のシュヴィルツォクのように、スーパーな外国人アタッカーの1人で決めてしまってくれちゃう超絶フィニッシュが不可欠。
これも毎度毎度のことなんだなぁ。

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