どういうプランだったのか?? 昨夜のU-21。

2014.01.21

U-22イラク代表（実際にはU-23）はさすがに今大会最強説もあるらしいってのも一定わかるようなパフォーマンスだったが、でも目についたのは3人くらいだったけど。

守備は結構ルーズだし、この相手にこんだけ引いた戦いをなんでするんかな～っていう印象。相手をリスペクトし過ぎた?? リスペクトっていうよりも怖がり過ぎ?? まぁそのあたりは監督に聞いてみたい。4-1-4-1のフォーメーションでスタートしていたが、2列めの「4」が引き過ぎていて、1トップの鈴木武蔵が1人で広大なエリアで相手を追っかけ回してるっていう、非常にかわいそうな展開。2列めワイドの矢島と中島翔哉をもう少し高い位置に置けばいいものを、4人のフラットなラインにこだわり過ぎてんのか何か知らんが、それはベンチの指示にしか思えないけど。2010年の南アフリカ・ワールドカップの時のように、アンカーを置いて、その前に中盤セントラル2枚、その前に両ワイドで1トップ、ってのじゃイカンの?? 後半は少し変えて来るかと思ったら何も変えず、まぁ途中から2トップにはしたけど遅くね??
もっとも、テレビ朝日の実況で言ってるほどなす術なしとも思わなかったし防戦一方とも思わなかったが、これはカウンターでゴールを捻じ込んで勝っちゃおうっていうプランだったんっすかね。だからこれは日本のフットボールじゃないんじゃないか。
で結局は終了間際に、相手がヘッドで大きく前へ送ったボールがディフェンスの間に抜けて行って、日本のゴールキーパーの櫛引もよくわからんプレーだったと思うが、決められて失点。負けるにしても、もうちょっと日本らしいフットボールやって負けてもらいたかったな。こっちだって頑張って夜中に見てんだし。
このチームは手倉森氏が必ずしもセレクトした選手ではないだろうし、初めて集まってほんの10日ほどで気の毒ではあったが、グループリーグの3戦で、一戦一戦チームとして合って行ってたので、この試合は残念。だけど、本当に手倉森でいいんっすかね。

あ、あと、日本人はもっと接触プレーのある競技の難しさや厳しさを知った方がいいと思う。それと、接触プレーについて、日本でも武道とかもいろいろあったわけだし（そういうの、いろいろある割に実際にやる人が比率的に非常に少ないのも日本の特徴だろう）フットボールの接触プレー時の身のこなしとか身体の使い方とか体サバキとか、独自に日本人に合った技術なり技巧を開発したらどうなんかね。

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