ほとんどボールがタッチライン、ゴールラインを割らない…チャンピオンズリーグ、バルセロナVSバイエルン・ミュンヘン。

バルセロナのホームで行われたこの一戦、バイエルンが3-0のスコアで完勝。
バルセロナはメッシもスアレスも居なくなって、「ニュー・バルサ」第一歩の状況。バイエルンもナーゲルスマン監督に替わったばかりだが、これまでの継続が維持されている分、結構な差が存在したのは事実。どこにもサイクルの切り替わりは必ず訪れ、低調な時期はもあるわけだが…バルサは輝きを取り戻すには相当な時間と苦難を要しそうだ。
それでも両チームともスピーディな展開とボール回し、そして前への推進力が見られ、私にはなかなかに見どころの多い内容だった。
驚くのは、ほとんどボールがタッチライン、ゴールラインを割らないこと。前後半を通じて数えるほどしかボールデッドにならない。そしてファウルも数えるほど。しかしそれはコンタクトプレーが緩いとか、強度が低いということではないし。
こういうのは日本では相当に遠いステージだなぁ…と、そう思いつつ眺めておりました。

しかしレヴァンドフスキーは2ゴール決めたが、どちらもゴールポストの跳ね返りをフィニッシュしたものだが、あそこに居るってことですよ~なんていう相変わらずステレオタイプな日本人コメンテーターの声はともかく、結構処理しにくい跳ね返りにもかかわらず、いとも簡単にマウスにおさめてしまうこと。
特に2つめのゴールは、跳ね返りをコントロールして、ディフェンダーを(滑らせて)交わしてフィニッシュと、いや~日本人フォワードにはまだまだ到達しない領域だ。

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