南野、アウェイでのウエストハム戦にビハインドの状況で終盤ピッチへ。
2021.11.08
ウエストハムといえば、先週ミッドウイークのヨーロッパリーグで、伊東純也のゲンクが対戦した相手。この試合で伊東純也は30メートルを超えるロングスルーパスを通してゴールを生みだし、イギリスのフットボール記者がイングランド・プレミアリーグでプレーできる、イングランドの中堅クラブが興味を示す可能性をコメントしていたのを見たばかり。
なお、フルハムのホームズタジアムは、以前もこのブログで触れたと思うが、ロンドン・オリンピックのメイン競技場(陸上競技場)を仕様しているもの。
なのでDAZNが見られる方は、そういう視点でもこの一戦を見ていただくと、日本との文化レベルの違いがわかるんじゃないか。陸上競技場をどういう風にフットボールの試合開催に運用しているか、ということでね。
さて、この試合はウエストハムが3-1とリードして迎えた終盤、南野はファビーニョに替わってピッチへ。中盤に入った。
クロップ監督がトレーニングでの充実ぶりをコメントしていたのを証明するかのような(途中出場とはいえ)最近の起用ぶり。このビハインドの状況でも起用するんだから、そこは間違いないんだろう。
入った直後から、南野はリヴァプールの攻撃のテンポを変え、ゴールに迫る可能性を高めた雰囲気を醸し出していた。オリギの巧みな反転シュートで1ゴール返して1点差に詰め寄ったが、その後は残念ながらウエストハムの分厚い守りとリヴァプールの方も前線に渋滞感が出てしまい、追いつくことができず。リヴァプールは今シーズン初黒星を喫した。
南野は、前線を追い越す or 前線のスペースに飛び出す動きも何度も見せていただが、残念ながらその南野動きにウエストハムの守備が釣られることはあまりなかったかもしれない。その動きでゴールの実績を積めればいんだが。
攻撃ばかりでなく、ウエストハムのカウンターに対して、南野は自軍右サイドに戻って、ボールを持った相手を潰す(スローイン獲得)プレーもあり、これは地味だが非常にいいプレーだったし、最終盤にはペナルティエリアすぐ外でフリーキックの獲得もあったが、これもゴールに繋がらず、、、でタイムアップ。
バックパスが多いイメージになってしまうのは(この試合ではそれほど多いとまでは思わなかったが)南野自身の技術や戦術眼もあるかもしれないが、前線の動き出しの少なさ、味方が前へ張りすぎて仕掛けのスペースが無い(見つけられない??)ってところか。。。
ピッチに入った直後はテンポやリズムを変えるんだが、その後は、、、ま、もうひとつ…だなぁ。
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