女子ワールドカップ出場権獲得…しかし、こんな大味な試合で出場権獲得ってのもなぁ。

昨日行われた女子アジアカップのクオーターファイナル、日本はタイから7ゴール奪って大勝。女子ワールドカップ出場権を獲得した。
先日のワールドカップ・アジア最終予選の中国戦と同じような時間帯(キックオフから10分過ぎあたり)でPKを獲得し(中盤センターの隅田が岩渕の落としをもらって突進したところをファウル)これを岩渕が決め損なって面白くなるか、、、と思ったが、左から宮澤の実にスキルフルなグランダーのクロスを菅澤が点で合わせて先制。
前半終了間際に、岩渕のクロスを宮澤がプッシュして追加点。
前半は2-0で終了。
後半キックオフから岩渕と長谷川唯を下げ、セミファイナル、ファイナルに備えるマネジメント。
それでも後半早々に宮澤のクロスを菅澤が落とし、隅田がフィニッシュして追加点。

その後もゴールを重ねて大勝。
ま、もうちょっと厳しい競争にならないと、女子ワールドカップ出場も嬉しくない、、、かな。
ま、宮澤の変化を付けられるプレーが印象的な試合。前線のアタッカーはこうじゃないとイカンっしょ。

なお、女子ワールドカップ開催国のオーストラリアは、今大会の結果に関わらず女子ワールドカップ出場権を持っているわけだが、韓国を相手に終始押していたにもかかわらずスコアレスで最終盤、日本でもお馴染みのチ・ソヨンがゴラッソを突き刺して韓国が勝利。
オーストラリアはよもやの敗戦(今大会敗退)となった。
中国はベトナムに先制されたが余裕で逆転。
チャイニーズタイペイVSフィリピンは、フィリピンのリードで迎えた最終盤、チャイニーズタイペイの意表を突いたロングシュートが決まって同点に、延長戦でも決着がつかずPK戦の末にフィリピンが勝ち上がり。
ただま、なんというか、PK戦も含めて男子中学生のような風情ではあった…かな。申し訳ないけど。もうちょっと競技性が上がらないと、幾らなんでも厳しい。

女子ワールドカップ出場権は、セミファイナル進出の4ヶ国が決定、そして開催国のオーストラリア、さらに、クオーターファイナルで敗退した(オーストラリアを除く)3ヶ国が順位決定戦を行い、その1位が出場権獲得、2位と3位が大陸間プレーオフへ回るという、、、なんともゴーカというかユルイというか贅沢というか、そういう女子ワールドカップ出場権争いです。

こういうのって、「ワールドカップ」の権威にも関わると思うんだがな。。。

ところで試合直後のTVインタビューで、熊谷は英語での質問を通訳無しで理解しておった(きっとそうだと思うんだが…)んじゃないか。応答は日本語でしておったが。
英語の聞き取りが実際そうだったのなら、フットボール選手は基本的にこうであって欲しいな。応答は日本語であっても。
インタビューを見てる方にとっても、それが普通になるくらいに。。。

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