南野のリヴァプールでのラストマッチ? それとも? そしてニアをぶち抜く豪快ゴール。
2022.05.18
日本時間本日早朝に行われたサウサンプトンVSリヴァプール。先週末はFAカップのファイナルがあったんで、中2日で迎える一戦。
先にマンチェスター・シティが今節を終えており、ドローで勝点1ポイントを積んだので暫定で勝点差は「4」となっており、この一戦を落とすとシティの優勝が決まってしまう状況。リヴァプールとしては、どうしても勝点3ポイントを積んで「1」差で最終節を迎えたいところ。
とはいえ、過密日程の上にFAカップで120分戦し、サラーとファン・ダイクが痛めて途中交代しており、大幅なターンオーバー(スタメン9人入れ替え)で臨んだリヴァプール。そこで、このところベンチ外が続いている(ほぼ2ヶ月間プレー機会無し)南野がまさかの(?)スタメン。プレミアリーグでのスタメンは1年5ヶ月ぶりだったんだそうだ。南野は「フロント3」の右に入り、中央はフィルミーノ、左はジョタ。
序盤、開いてボールを受けてキープした南野、相手ディフェンダーが塞ぎに来るが、これまでなら味方にバックパスを付けるところだろうが、テクニカルにインナーラップする味方に付けて違うプレーを見せる。
試合の方は、ペナルティエリア内を横にドリブリングされてゴール右上にゴラッソを決められ、12分あたりに先制される。
リヴァプールは左のジョタが中央に入って来て、フィルミーノの落としを有効に生かし、しょれに触発されてか、南野も中に入って来るプレーが増えて行く。実際、中盤からの縦パスを中央で受けて反転シュート、、、という惜しいシーンもあった。
そうした中で迎えた26分あたり、中央に入って来たジョタにサイドから付け、ジョタはワントラップからペナルティエリア右に入って来た南野へ、、、南野は細かく2タッチして寄せてくるディフェンダーを相対して鋭い右足の振りでニアをぶち抜く豪快な同点ゴール。
南野のゴールがネットに突き刺さった瞬間、ジョタが両手を挙げて喜んでくれたのが、なんか嬉しい。
今シーズン、プレミアリーグでのゴールは3ゴールめ、公式戦のゴール数は10ゴールとなった。
しかし日本代表チームでも、3トップのウイングで南野を起用した場合でも、南野はウインガータイプではないわけで、こういう風に(南野自身の、同時にチームの)プレー内容を整理すればもっと攻撃が活性化するのにな、、、と思わざるをえない。
それができないチームマネジメント…ってところに溜息が出て来るな。
試合の方は、なかなか追加点が奪えなかったリヴァプールだが、66分過ぎにようやくコーナーキックから逆転し、そのまま2-1で選手交替をしながら試合をコントロールして逃げ切り。マンチェスター・シティとの勝点差を「1」にして最終節へ向かうこととなった。
プレミアリーグ最終節は今週末(22日)、そして28日(日本時間29日早朝)にチャンピオンズリーグのファイナルがある。
南野はフル出場。スタメンとは言え、途中で交替だろうと思っていたんで(多分みんなそう思っていただろう)フルタイムのプレー機会を与えてくれたことに、またいろいろ推理が働いたりもする。ただ後半も中央で(インテリジェンスを感じさせるヒールパスもあった)イマジネーションあるコンビネーションを見せたり、積極的なシュートもあったり(ディフェンダーにブロックされたが)フルタイムのプレーをするに値するパフォーマンスであったことも実際のところ。よいタイミングで入ってくれば、味方も南野にパスを出してくれる。
もう1発決めて欲しいなぁ…と思いながら視聴してたが(笑)(みんなそうだろうと思うが)欲を言えば、ってことでね。
ま、終盤、ハーフスペースでいい感じでボールを受け、外をオーバーラップした(右サイドバックに入っていた)ミルナーに出したが、出すのが1つ遅くなってミルナーに怒られてたシーンもあったが。最終盤には、さすがに疲れて相手への寄せが甘くなったり、タッチライン沿いで相手ボールホルダーへのコース切りが甘く、カットインされてシュートを打たれ、ちょっとヒヤッとしたシーンもあったけど。
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