板倉、バイエルン・ミュンヘン戦で奮闘、アウェイで貴重なドロー。

ブンデスリーガ1部での初めてシーズンを戦っている板倉だが、ここまで3試合を消化して高い評価を受けており、この第4節のバイエルン・ミュンヘン戦が大きな試金石。
結果的にチームもアウェイで1-1のドローに持ち込み、板倉も圧巻のパフォーマンスで各方面から大きな賞賛を受けることになった。
ワールドクラス、っていう讃辞もあるようだな。

キックオフ20秒ほど、サディオ・マネのシュートをスライディングでブロック。
レロイ・サネが自軍ゴール前を単独突破すると右から板倉が猛然と右足スライディング、、、だが、これをサネが一瞬スカして(あれを後方から来る板倉が見せてるはずないのに感覚的に交わしたサネも、異常なくらいの能力の高さだよな…)すかさず左足でシュートを打つところ、板倉が驚異的な身のこなしでほぼ180度、倒れたままターンして右足を伸ばしてブロック、、、これはシビれるというか驚愕プレーじゃん。

その後もバイエルンの左右から放り込まれるクロスを次々にコースに入ってカット、クリア、、、中でも左からのクロスを宙を舞うようにヒールでクリアしたシーンは、エレガントだ(笑)

もっとも、深い位置からサネにロングスルーパスを通されて、必死で追いかけたが追いつけず、後ろからスライディングも届かず(届いてたらレッドカードだったかもしれない…)ゴールキーパーと1対1になられたが、ボルシアMGのゴールキーパー、ゾマーのセーブで切り抜ける。
でもって、そのゴールキーパーのゾマーだが、この試合は超絶セーブを連発。スタッツでも19本のセーブを記録したらしいが、これってブンデスリーガの最多セーブ記録だそうだ。
バイエルンの枠内シュートが20本
(シュート数は33本)だったらしいので、19本をセーブして残りの1本がバイエルンの同点ゴールだったってことか…

試合の方は、押されっ放しのボルシアMGがロングボールから抜け出して、前半40分過ぎにまんまと先制。バイエルンは苦労してようやく83分に同点ゴールを捻じ込んで、ドロー。

今年のワールドカップでも、こういう展開になることは容易に想像され、板倉と冨安は心強いが、吉田麻也は大丈夫なんかと思うわな。
ちょうど同日の試合で、吉田麻也は冴えないパフォーマンスだったようだが…まだ視聴していないので、後で見ます。。。

しかし、板倉がここまでのパフォーマンスを見せるようになるとは(もちろんイイ選手なのはわかっていたが…)ずっと見ていた私なんかも正直予想外であって、、、この板倉をヨーロッパに連れて行ったのはマンチェスター・シティなわけで、(シティでは一瞬たりともプレーしてはいないが)さすがにシティの眼力っていうところなんかなぁ。。。

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