スカパー、浦和レッズVS大宮アルディージャ中継。

2011.10.16

昨日の浦和レッズVS大宮アルディージャの一戦は、残留争いの天王山ということで、スカパーが試合開始50分前から4分割マルチ画面で現場音のみで中継。これがなかなかよかった。

臨場感たっぷりで、TVの前でもスタジアムにいるような雰囲気を感じられ、見ているこっちも試合に向けてテンションや集中が増して行く。スタジアムでのスタメン発表（それと同期してのスタジアム内の盛り上がり）が見られるのは非常にポイント高い。今回のようにマルチ画面までやってくれなくていいから（ま、2画面くらいやってくれるなら、なおありがたいが）これからも、これを是非やってくんないかね…どのスタジアムでも。30分前でいいですよ、ピッチ練習（試合前ウオーミングアップ）の途中からで…練習自体を見たいわけではないから、、、ただ技術的なレベルは遠目からでよいので見えるくらいだと、私的にはたいへん嬉しい。
注文があるとするなら、せっかくピッチ練習を中継していたのに、特定の選手を抜いた映像が結構延々続いていたことかな。浦和レッズ側ならなぜか柏木ばっかし固定でとらえていたり。なんで?? カメラマンの興味関心の問題か?? スイッチャーのおさぼり、ないしは志の低さ（中継に入ってるわけじゃないし、、、的な非プロフェッショナルな姿勢）か??
あと、これは以前から時々書いているが、試合が始まっても放送ブースからの実況を一択で押し付けられるんじゃなくて、現場音だけのチャンネルもやってくんないかなぁ。

試合の方は、浦和レッズのボールを持った選手に必ずといってよいほど大宮アルディージャの2人が寄せてくるというシーンばかりで、いかにレッズの組織性がないに等しいかが確認できる展開。キックオフから10分くらいで、スコアレスドローの匂いがプンプン。案の定、その気配濃厚となった84分、レッズの右サイド（アルディージャの左サイド）でアルディージャのスローインから、アルディージャの選手1人に対してレッズの選手2人がなぜか潰れる形になって、そこを橋本早十がフリーで縦に抜けて正確なクロス…中央で、これまたルーズなセンターバックの間に入り込んでいたラファエルがほぼノープレッシャーで決めて決勝ゴール。レッズ、ヤバくない?? こりゃどうもならん…的な内容で、2度めのJ2降格が現実味を帯びてきたんじゃないか。ナビスコカップのファイナルを戦ってる場合じゃないかも。この試合が第29節（残り5試合）なのだが、どうも、昨シーズンよもやの降格だったFC東京のこの時点での勝点や得失点差と同じなんだってね。ナビスコカップで優勝したチームは翌年が危ないというけれども、ナビスコカップで優勝した年に降格という史上初の出来事が起こるかもしれない。

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