香川をマンマークで細貝が…

先週末のブンデスリーガ、アウクスブルクVSドルトムントで、細貝が香川をマンマークして途中交替に追いやった試合、リザルトの方もスコアレスドローに持ち込んで、アウクスブルクとしては勝点を積んで1部残留へ邁進、といったところかな。

「キッカー」誌の採点では、香川は「5」を付けられたようで。細貝はこの試合のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれて今節のベストイレブンにも選ばれた。あれだけのマンマークというのも、近代フットボールにはちょっと珍しい。普通マンマークを付ければ、その分スペースが空いてしまうのだけど、アウクスブルクは他の選手が戦術を理解して、空いたスペースを消す埋めるのに献身的だった。ま、香川ももうちょっと何とかして欲しかったが、それでも凄いスルーパスを出すシーンもあったんだけどな。スペースがあって前を向けばこっちもん、てな感じ。「キッカー」誌もそれだけ香川を評価しているということであって、細貝に対するコメントでも、ドルトムントのモーターである香川を苦しめた…と、ドルトムントにおける香川の存在感を認めているのがわかる。香川については、1月と2月と連続して何かで月間ヨーロッパベストイレブンに選ばれてたのも凄いんだが。ドルトムントは現在首位だが、このままスムースに終わるとは思えないけれどもリーグ優勝(2年連続優勝)して香川の評価が一段と高まるといいね。バイエルン・ミュンヘンは、チャンピオンズリーグのファイナルが今年はバイエルンのホームスタジアム、アリアンツ・アレーナで行われるんで、そっちで頑張ってくらはい…と言っておこう。
日本代表でも遠藤がどうもよくないし、長谷部も先日のウズベキスタン戦はよくなかったし、次は細貝をスタメンで起用してはどうか。プレーメーカーのタイプではないが、かなり代表でも使えるピースになってきているんではないか。そしてプレーメーカー役としては、そうだなぁ、まだ若い選手が出てきてないので(有望な選手は数々いるが、まだ積み重ねが…)中村憲剛も使っておくか。

U-23代表は、明日のバーレーン戦(オリンピック最終予選・最終戦)に向けた非公開練習で、2列めの3枚に、中央に清武、右に大津、左に原口という布陣だった模様。東を起用するなら、右だと酒井のオーバーラップのスペースを消してしまうんで真ん中に置くしかないんじゃないかな、と思っていたんだが。先日のマレーシア戦ではここに齋藤学が入って、酒井のオーバーラップのスペースが生まれていた。ただ、齋藤は昨シーズンのJ2の愛媛FCでも、先週末の柏レイソルVS横浜F・マリノス戦でも中へ中へ入って行くんで(適度に入って行くのはもちろんイイんだが)コーチによってはそこを少々好ましく思わない向きもあるかもしれない。ただ、フィニッシュの期待感を持たせる状態のよさは続いていると思うんだが。左に原口じゃなくて齋藤の起用はどうなんだろう。どっちかというと齋藤は左が慣れていると思うんだが。

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