普通にやればアウェイでも問題ないわけ…ACL

昨夜はACL(アジア・チャンピオンズリーグ)の名古屋グランパスのアウェイ(中国・天津)での戦いをTV観戦。藤本、玉田、永井の3つのファインゴールで快勝。だからさ、普通にやればこうなるんだってば。

玉田だけども、間もなく32歳になるのかな、だが今シーズンのパフォーマンスは非常にいい。柏レイソルから名古屋グランパスに移籍して復活した、みたいなことがよく言われるが、私は実はそんなに素晴らしいとは思ってなかったんだよね。柏レイソルでトップフォームだった頃(2004年くらいかね??)のパフォーマンス、特に1つ印象に残っているのをあげると、雨の横浜国際で横浜F・マリノスを1人でやっつけた試合が非常に印象強いのだが。そんなわけではあったのだが、30歳台になって無用な力が抜けてきたんではないか。視野や発想も広くなり、ファンタジー溢れるプレーと、本来持っている技術の高さを試合の中で安定的に発揮できるようになったんではないだろうか…私の印象ではそう見えるんだが。あまりにいいパフォーマンスなんで代表に呼んだら、という声もあるだろうが、呼ぶ時はよほど日本代表が苦境に陥った状況であって、クラブでのパフォーマンスを楽しもうよ、ってのがいいんじゃないだろうか。それがスタンダードでしょ。長年のキャリアであちこち慢性的なケガもあるだろうが、この感じで楽しませて欲しいと思う。
しかし、その玉田にしても藤本にしても、昨夜の試合でもそうだったんだが、いわゆるファンタジスタ系は1試合の中で何度かは気の抜けたプレーというか全く軽率なポカをやらかすな(笑)…それも玉田よりも現役の日本代表であるはずの藤本の方が、ポカの回数も発生連続度も危険度も高いのがイタい。

同じくACLでガンバ大阪がホームでウズベキスタンのブニョドコルに快勝したが、この試合だって普通にやればこうなるでしょ、ってなもんだろう。その「普通」がなかなかできないんだが。この試合の先制ゴールは遠藤のペナルティエリア左外からのミドルシュートだったのだが、このゴールがまた実に素晴らしい。味方とのワンツーでのリターンを、右足インフロントでカーブをかけた低い弾道で決めたファインゴール。ゴール裏(ゴール左後ろ)からのカメラアングルがあるので、これを見てもらえればいかにファンタスティックなゴールかがよりわかる。ゴールネットを揺らした時の音だけでも、素晴らしいシュートボールだったことがわかるんだけどね。一般の人にも是非見て欲しいなぁ。

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