今日はA代表のテストマッチ。

一昨日夜、地上波TVでゴールデンタイムに実況中継されたU-20女子(ヤングなでしこ)の試合(カナダとのテストマッチ)は、どんな風に見えただろう。

一番の見どころは蝉(セミ)の参戦?? 観戦?? だったりして。試合途中からアレ何の音? もしかして蝉の声? ってな感じで、興味津々だったのは内緒だ。TVのボリュームを絞ってみて確認したり、そんなことやあんなことをしてみたのは私だけではないはず。試合の方は、一緒に見てた方がちょっと見ただけで上手だと行ったが、そうでしょう。なでしこ(フル代表)よりも一段技術やテクニックは上。だから、そういうことも気づいていただきたいし、わかるようになっていただけたら嬉しいのだが。ま、技術やテクニックは上なのだが、それと試合結果や展開が結びつくかどうかはまた別なのであって…いろいろ課題もある。それとやっぱり京川がいないのは痛いし、オリンピックに出場してたとはいえ、やはり岩淵も加えて欲しかった。かつてU-17ワールドカップでクオーターファイナルで日本チームは敗退したのに「リトル・マナ」と呼ばれ大注目され、その大会のMVPももらってしまった岩淵だが、このままで国際試合で活躍するようになるのかどうかは、ちょっと心配なところ。そう思っている人は少なくないだろう?? プレッシャーを与える「先輩」が減れば、もっと伸び伸びプレーしたり本来のパフォーマンスを発揮するようになるのかもしれないが。
あと、「なでしこ」もそうだが、この「ヤングなでしこ」も、日本チームはどうしたってフォワードは点を取らないというか(この試合では横山がゴールを決めたが)シュートの形に入れないというか、どうにも中盤がフィニッシャーになるというか、ならざるをえないというか、中盤前目の選手が人材豊富なわけだが、そういう傾向が著しく強いということをあらためて確認される。それが日本のフットボールの特質、特性だな。この是非はともかく、そういう特質、特性が明確なことは(明確になってきたことは)それはそれで歴史の積み重ねだし、フットボール文化の形成を物語っていると言ってもよいことだろ。
余談だが、このテストマッチは福島県で行われたのだが、まぁ主旨はよくわかるが、やはりそこは地方の陸上競技場なんで、やっぱりフットボールスタジアムでやるべきだろうが。西が丘とかの規模でいいでしょ、何万人もキャパがなくて。もっとそういう観点を真剣に意識していただきたい。
しかしまぁ、U-20の試合をゴールデンタイムに地上波で放送するなんて奇特な国は、世界中でどこにもないと思うぞ。自国開催のU-20女子ワールドカップの宣伝(フジテレビにとって番宣)だとは言え。オリンピックで「なでしこ」がファイナルもしくはファイナル近くまで勝ち進んで、その流れでイケるだろう、イケないか、イっちゃえ…と想像されるフジテレビの賭けは当たったんだけどね。

さて、今日はA代表のテストマッチ。9月のワールドカップ最終予選に向けてのテストマッチなので、9月の試合にサスペンションで出場停止の選手たちは召集していない。勝ち負けはどうでもいいので、センターバック(1枚は伊野波を起用するとザッケローニがコメントしたらしいが)に新しい選手を試すとか、中盤セントラル(ボランチ)を遠藤&長谷部でない選手起用で行くとか、そういうことをどんどんやって欲しい。
酒井高徳も召集されているが、所属しているシュツットガルトの監督が文句を言っておったね。当たり前だろう、オリンピックで何週間も取られて、間髪入れずに国際Aマッチに召集されて、もう間もなくブンデスリーガが開幕するのに、シーズン前のチーム練習に合流できてないんだもん。A代表に召集は、酒井高徳にとってよいことだが、所属クラブで苦労しないことを祈りたいな。

しかい、こうも立て続けにナショナルチームの試合があるってのも、ワクワク楽しいものですな。

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