天皇杯4回戦の組合せ抽選会。

2012.10.15

J1昇格枠の1つがヴァンフォーレ甲府で決定。残りは自動昇格枠が1つと、プレーオフでもう1枠。自動昇格枠（J2の2位）争いと、プレーオフ出場枠（6位まで）争いが激化の一途。これにJFLへの降格が今年からスタートしたので、J2の戦いは厳しく、非常に見もの。誰かが日本のJリーグは昇格・降格争いの方が面白いと言っていたが、まぁそうかもな。

ジェフ千葉は、どうもあんまりJ1へ戻りたくない（?）らしい…京都サンガも昨日は思わぬ敗戦で2位争いが混とんとしてきた中、大分トリニータが出てきた。昨日のアウェイでのジェフ千葉に逆転勝ちは驚いたが、同点に追いつく森島康仁のゴールは素晴らしかった。相手ゴール中央へ走り込み、背中に相手ディフェンダーを背負いながら、後方からのボールをワンタッチターンしながら左足でゴール隅へフィニッシュ。日本代表でもああいうシュートを打ってくれるフォワードが欲しい。2007年のU-20ワールドカップで注目された森島だが、あれから何年も経過したが、こうして頑張っている。
甲府の観客動員が素晴らしいことはこれまでも書いてきたが、昨日もほとんどキャパ一杯の1万6000超。それも実に素晴らしい雰囲気で。これは史上3番めの動員だったそうだ。1番多かった動員は、J1時代の浦和レッズ戦だよね…あの時は1万7000とキャパちょうどの数字発表で危なかったよね…えっと、入れちゃいけないくらい入っていたという噂だ、○○法に抵触するような。そしてJ2でもコンスタントに1万をキープしてきた。甲府がこれくらいやれるんだからね。

さて、天皇杯の4回戦ドローだが、ここで文句を垂れていたからではないが、抽選会をオープンで行い、NHK-BSで生中継するそうだ。11月8日（木曜日）「天皇杯特番」で18:00～。これは素晴らしい。たいへん素晴らしい。
というわけで、そこはたいへん素晴らしいのだが、その前に、勝ち上がっている16チームのうち、「ホームチーム」の「Aグループ」と、「アウェイチーム」の「Bグループ」を分けてしまっているのが謎で仕方ない。要するに「Aグループ」の8チームはホームスタジアムで試合ができるというわけで、これはどういう根拠と作為で分けているのか、そこが残念でならない。中には4回戦の試合日（12月15日）に押さえられなかったスタジアムもあるだろう。それはそう発表すればよい。押さえられたかもしれないのに、「Bグループ」（アウェイ）に回されたチームはないのか?? その辺がグレーというか、ブラックボックスだ。折角オープンドローにしてTV中継も実現させたんだから、あと一歩じゃんか。どういう基準でそのようにあらかじめ分けたのか、その過程を説明することが求められる。
あーあ、もうちょっと足りない。折角の努力が大減点、素晴らしさ半減。

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