来年の東アジアカップは「Bチーム」で??

来年7月に韓国で行われる東アジアカップ、4ヶ国総当たりで行うのだが、日本と韓国と中国は常に「シード」されているのだが、先日「予選」があり、オーストラリアが出場することになった。これに日本チームは「Bチーム」で臨む?? という記事が某スポーツ紙に掲載されている。

そんなのは私を含めて多くの人がずっと以前から言っていることで、今さら新しい発想でもないのだが、日本サッカー協会の中にもそういう意見や考えの人もおられるはずだが、実際にはいろいろな要請やら事情があるのだろ…どうせ、、、結局は海外クラブ所属選手が来ないだけで、Jリーグでプレーする選手によるA代表的な顔ぶれで臨んできた。それを本当に、「これまで代表での出場機会に恵まれなかったメンバー、今後ブレークが期待される将来有望な若手を中心とした編成で臨む」ことになったら、それはまぁ進歩ではあろう。是非そうするべきだろ、こんなローカル大会。ま、スポーツニッポンの記事だからね。
そうそう、それに「Bチーム」という表現は(このタイトルでは使わせていただいたが)適当ではないわな。フル代表での大会である以上、「Bチーム」というものではないし、A代表と並行してB代表(?)的なチームを活動していないんならね。ましてや(日本独特のこなれた表現である)「2軍」とか「3軍」という表現もね。じゃ、フル代表の大会なのにメンバーを落として(?)(←いや、「メンバーを落とす」という表現も適当ではないと思う…「新しいメンバーで臨む」でいいじゃん)臨んで、フル代表の戦績が悪くなるとかFIFAランキングが下がるとか、そんなことを気にする向きもあるかもしれないが、そもそもFIFAランキングなんかを気にするのが実態に合ってないんであって。どうしても気にしないといけない時期もあるがね…ワールドカップ予選のドローの時期とか。もしそういうのが心配なんなら、こんなローカル大会のポイントなんて大したことないから、日本サッカー協会の方でシミュレーションでもしたらどう?? 想定しておくってやつ。

長友の所属するインテルは、先週末はラツィオにアウェイでもったいない試合を落としてしまったが、最近の試合と同様、ストラマッチョーニ監督が長友を試合展開の中での戦術転換に合わせて左右に、しかも低い位置どり、高い位置どりと配置を変化させながら使いこなすという、さながら「長友フル有効活用戦術」で、長友もそれによく応えているんではないかと思う。相手のアタッカーを封じ込め、さらに攻撃に転じてはチャンスメイクの役割を果たし…それだけにラツィオ戦でのあの場面、左から切れ込んでカッサーノにグラウンダーのクロス、カッサーノのシュートがポストに弾かれたところを中央に入り込んでいた長友がダイレクトショット…強烈な弾道をゴールマウスに飛ばしたが、ゴールキーパーの信じられないスーパーセーブでゴールならず。。。もうちょっとだけ、シュートのコースがズレていたら…と残念。あれが決まっていれば、味方のシュートのこぼれをゲットした形ではあるが「長友フル有効活用戦術」の極め付け、1つの到達点となったんだろうが。

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