「秋春移行戦略会議」…山形視察...
2013.02.16
Jリーグの「秋春移行戦略会議」が今週半ばに山形県天童市で開催されたそうで。初めて!!!寒冷地で開催し!!! ピッチに20cmの雪が積もったスタジアムなどを見たとか、メディアは伝えている。
山形県天童市というのは、モンテディオ山形のホームスタジアム、山形県総合運動公園陸上競技場(NDソフトスタジアム)がある。モンテディオ山形のホームスタジアムは山形市じゃないんだよね…
しかし凄いね、「初めて」見に行ったというのが。東京で暖房の効いた部屋で会議ばっかりやってんじゃないよ、って感じだ。あとは、山形や新潟にまで出向かなくていいから、東京や横浜でも十二分にいいから、冬のスタジアム(←昼間でも結構)や、雨の降る屋根のないスタジアム <のスタンド> で会議を開催してもらいたいものだ。5分や10分や30分そこらじゃなく、ちゃんと2時間以上座ってじっとしていてくださいよ。
もう一方で、先週末にスカパーで放送された「Jリーグラボ」の中で、日本サッカー協会の原技術委員長が秋春制移行への必要性(マジな事情)を語っていたので、それはそれで見た方が(内容を知った方が)よい。
概略すると、2015年以降のインターナショナルマッチデーが決まり、9~11月に10日間ぐらいJリーグを中断しなくてはならなくなったと、さらにアジアサッカー連盟もカレンダーも動かしそうであると…まぁ大体噂なりで耳に入ってはいたことであるが、それを明確に日本サッカー協会の人間が語ったのは初めてなんだから。そういうマジな事情があることはどっかに置き忘れられて(スルーして??)秋春制移行の話だけが先行して(一部の政治的な意図というか強硬派による推進…的な感じで)報道されてきた部分がある。その点はJリーグはもちろん、日本サッカー協会も、そしてもちろんメディアも悪い。
そんなわけで、もっともっと議論を活発化させないといけない。いろんな意見を出し合うべきだ。単に、冬に開催したらJリーグにもメディアの注目が集められるだろう…というような皮相的な話ではないということ。そして真にグローバルに、地球規模で動いているフットボールの中で、我々は、日本のフットボールはどういう着地点を見出すのかをみんなで考えないといけない。
ただそうであるけれども、寒冷地、降雪地はもちろん、冬のスタジアム、雨降りでの屋根のないスタジアム <のスタンド> を関係者に「体験」してもらうことははきわめて重大なことだ。その点への対策なくしては、観客(観戦者)絶対減りますよ。
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