お別れ



東京は、そろそろ桜が散り始めました。

いつも思うことですが、咲いている時があまりにも
華やかなだけに、はらはら雪のように散る桜を見るのは、
風情があるけれど、やっぱり寂しいですね。

たまたま通りかかった小学校で、入学式が終わり、
ピカピカの1年生の、記念撮影をしている風景に
遭遇しました。

皆、目一杯おしゃれをしていて、かわいかったです。

ぼーっとした頭で「金網に、ピントがあってしまうんだよなぁ」
と思いながらも、iPhoneでとりあえず撮影。



人生の門出があれば、別れもある。

私の親友にとって、良き友達で、仕事でも最高のパートナー
だったある方が（私の友人でもあった）突然亡くなりました。

昨夜は、その知らせを聞き、何もできないとわかりつつも
いてもたってもいられず、親友の元に駆けつけてしまったなな号です。

あまりに突然のことで、まったく実感のわかない私達は
楽しかった思い出話を、時間の経つのを忘れ、延々と
し続けました。

二人だけのお通夜みたいに。

前日まで、寝込んでいたわけでもなく、苦しみもせず、
突然いってしまった友達。

彼は幸せだったと思う。
でも残された私達は、ちょっと納得できないよね...
なんて、愚痴ってみたり。

今日、寝不足のなな号には、クラクラするほど
眩しい太陽が照り、ぽかぽかと暖かい小春日和でした。

日常は、何事もなかったように、過ぎていきます。