ロボ



4/3に間違えて、何のコピーのない、まだ未完成だった
この写真だけで、記事をアップしてしまいました。
すでにご覧になった方、どうもすいませんでした。

気を取り直して、ご紹介します。

これはフィージーの伝統的な料理でロボといいます。

初めに、長い時間をかけて石をよーく焼いておきます。
そして、穴を掘り、その石をそこに投げ込む。

その後、このようなヤシの葉を編み込んだ入れ物に、
芋やら魚やらを入れて、焼けた石の上に置き、更に上に
ヤシの葉をたくさん乗せて、全体をカバーします。

待つこと、数時間。
やっと料理ができあがります。

編み込んだ葉も、上にかぶせる葉も、生で水分があるので、
蒸し焼きになるのですね。

時間がかかる料理なので、夜食べるために、
明るいうちから、このように仕込みをするのです。

..と、ロボを初めてご覧になるかたにご説明しましたが、
私は、このヤシの葉で編み上げた、バスケットが、
とても素敵だった、とお伝えしたかったのです。

ナタを使って、器用にヤシの葉を裂き、
時間をかけて編み上げた(慣れているので、想像以上に
早く編み上げられる)この入れ物、きれいでしょ。
なのに、1回ぽっきりの使い捨て。
つかの間存在する、生活の中のアートですね。
小市民の私は、つい「もったいない..」と思ってしまいました。







| Photo | 12:00 AM | comments (4) | trackback (0) |
コメント
これはなんですか?魚を葉にくるんで役料理ですか?
| 大ママ | URL | 2006年04月03日 05:38 AM | j27B4Q/g |

役ではなく焼くでした。
| 大ママ | URL | 2006年04月03日 05:39 AM | j27B4Q/g |

素敵な料理ですね。やしの葉をそのまま使うのでなく、わざわざ編む、それは網目からうまく蒸気を出すための工夫なのでしょうが、われわれにはアートに見えます。
| 大ママ | URL | 2006年04月07日 06:14 AM | Cjtn1RV. |

ね、葉をそのまま使わないのがですよ。たぶん、大ママさんがおっしゃるとおり、蒸気をだすためじゃないでしょうかね。
| なな号 | URL | 2006年04月07日 07:29 AM | p2REX81Y |


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