2010年11月22日 Monday
九谷の赤絵
九谷の赤絵を、「伊勢半本店 紅ミュージアム」で 見てきました。 焼き物の事も詳しくないのですが、この赤絵細描は すばらしかったです。 このパンフレットの表紙に写っているのは 直径16㎝ほどの、「赤絵山水文水指」と言う器を 俯瞰で写したものです。 サイズを考えると、この絵付けがどれだけ 細かいかが、おわかりだと思います。 九谷の絵具は緑・黄・紫・紺青・赤の5色で その中で線描き・細描きに、最も適しているのが 赤絵具なのだそうです。 この表紙の作品の作家は「福山武山」。 現在の九谷赤絵の、第一人者だそうです。 このギャラリーでは、江戸時代からの作品も 展示されていましたが、私はこの作家の作品に とても魅了されました。 高度な技術によって描かれた、自然界にある素材と、 幾何学文様のバランスが絶妙で、とても完成度の 高い作品だと、素人のなな号でもすぐ理解できました。 12月12日まで開催されていますから、ご興味と お時間がある方は、ご覧になっらいかがでしょう。 ちなみに女性の方、展示室の手前では「紅」の体験も できますよ。 それぞれの唇の色による、塗られた紅の色の変化が 興味深いです。 その上、美容に良い、紅のお茶もいただけまーす。 |
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