ビンテージ

妹のはち号が、12月のフリマに出品する物を
家の中で物色していました。

はち号と１人息子の２人家族で住むには、ちょっと
広過ぎる実家なので、普段使っていない場所を
探索すると「こんな物があった！」と、懐かしい物や
訳の分からない物が、続々と出てきます。

けっこう笑えた物のひとつは、これです。



鰹節削り器です。

「ひゃー、懐かしい」と手にしたはち号。

でもなんだか中で、カラカラ音がする。
引き出しを開けたら、なんと小さくなった鰹節。

「え〜っこれって、何十年前の鰹節？」と二度びっくり。
ところが、まだ中でカラカラ音がする。

なんともう一つ、ちびた鰹節が出てきました。
わははは....


いつから、鰹節を削らない生活になったんだろう。
思い出せないなぁ。


なな号、クンクンしてみましたが、鰹節はどちらも
なーんの香りもしない、木片のようになっていました。

たぶん、その辺に落ちていても、ネコも気が付かず
踏んで歩いて行くかも。

そんな、ビンテージ鰹節は、子供時代の記憶を
一瞬、鮮明に呼び起こしてくれました。

ゆっくり時間が流れ、その理由が絵になって記憶に
浮かぶほど納得できる、いい時代だったなぁ。

今は何かに追われるかのように、めまぐるしく
あっと言う間に、時間が過ぎて行く。

なぜなんだろうなぁ...。

大人になると、そういうものなのかなぁ。

懐かしい！使わなくなった時、確かに思い出せません。
自分で料理してない頃だから尚更です。
工作感覚で手伝った記憶も。

いい時代でした。
お金はなくても活気と希望に満ち溢れていた時代に思います。
こんにちは〜こんにちは〜世界の〜♩
のあたり。
一番いい時代を過ごした世代な気がしませんか？
今日、大好きな映画、三丁目の夕日を観直してたからちょっとおセンチ。

それにしても鰹節までセットで出てくるなんて！
なな号さん、すごい体験でしたね！
ぎゅーん！って一気にタイムスリップ体験！

小さくなるものなんですね〜。
乾燥したものがさらに乾燥したんですね。スゴイ！
少し削ったらきっと香り出てきますよ＾＾！

おばあちゃんの記憶を辿って、僕も二年くらい前、
合羽橋に削り機買いにいってハマりましたよ。
うまく削れないものですよね。
それでもやっぱり香りも味も最高でした＾＾

昔は家庭で手間かけて
美味しいものが食卓にあったんですね。
らっきょに梅酒にお漬け物。。。

sora さんも、記憶にありますか。
そうなの、つくづくいい時代を生きたと思います。
三丁目の夕日と鰹節、ぴったりですね。

ペロォさん、けっこうギリギリまで使ったのではないかと思います。
そう、子供には特に、うまく削れなかったと思います。

絶対おいしいに決まってますね！
じゃあ、今も鰹節持ってるんですか？いいなぁ...

今日のブログ、小説の１頁のようです。

おはようございま～す！
私には不思議な思い出があるんですよ。
あの‘削り器’、私も昔、毎日のように使ってました～
で、その後、捨てていないのにいつの間にやらどこかに
行ってしまって・・・
今、我が家にはどっこにもないんです！
不思議な経験なんですよ！　出てきたら今こそ
また使いたいのに・・・・

　　　　　　　　　　　Ken & Mari \'s Mom

ダリエさん、皆さんもその時代を思い出したようですね。
私達って、戦争も経験していないし、いい時代に生きて
来てるのですねぇ。

Puppyさん、そりゃ見つけ出さなくちゃ！
おいしいダシで作る料理は、格別ですものね。

みなさん、盛り上がってますね。
ホントに懐かしい。
子供の頃の何気ない一瞬が甦りました。
お祖母ちゃんが、いつも削ってくれて。

その周りを飼い猫がうろうろ・・・・・

幸せな時代でしたね。
未来に希望が溢れてて。
東京オリンピック、万博、新幹線・・・・

でも、やっぱり人は素晴らしいわ。
鰹節削り器ひとつで、過去に時間旅行出来る。

今日のブログ、とっても素敵。

ゲンちゃんママに「とっても素敵」なんて言われると、うれしいよー。
ありがとう！

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