感動
1月25日、東京国際フォーラムAホール。
ASKAのコンサートツアー「ROCKET」に行ってきました。
なな号、音楽業界の仕事から遠ざかって以来
ライブに行く機会が、かなり稀になってしまいました。
音楽雑誌の仕事を通して、デビュー当時から「チャゲアス」の
取材をしていたにもかかわらず、ASKAのライブに行くのも
今回が初めてでした。
ひとりでライブを見に行くのも、たぶん初めて。
開演前、座席に着きながら、数えきれないほどのライブを、
かぶりつきで、さんざん撮影していた当時を思い返し
これから始まるソロライブに、思いを馳せました。
18:30、一ベル。
5000人収容の会場は満席でした。
結論から言いますが、
感動の一言でした。
アンコールラストの曲「同じ時代を」では、ヤバイっと
思ったとたん、じわっと涙まで、出てしまった。
う〜〜〜ん、やられた...
でも完成度の高いライブの中で、なな号が一番感動した事は
今更ですが、ASKAの声でした。
かつて、あるバンドのボーカルに「声は消耗品なんだ」と
聞いた事があります。
ASKAも50歳を軽く越えてているはずです。
開演前は一抹の不安も、正直ありました。
ところが、そんな不安は、一気に消し飛んだ。
すごいっ!
絶頂期時代の歌声に、まったく劣っていないどころか
もっと、張りも艶もあった!
その歌声で、あのドラマを感じさせる楽曲です。
そりゃ、説得力ありますよね。
その上、バックバンドがうまい(あたり前だけど)!
コーラス(女性コーラスの声がとても、魅力的!)も
バイオリンも、存在することが、とても自然なステージ。
音の厚みが一段と増しているようでした。
素人のくせに、なにを偉そうに評論しているの...と
思われるかもしれませんね。
そう聞こえたら、ごめんなさい。
でもね、ほんとうに素直にそう思ったんです。
ライブの終了は21:00過ぎていましたが、その後
楽屋に、ご挨拶に訪れた関係者の数の多かったこと!
そう見えないなな号なのですが、人見知りの性格、その上
一人だったので、どうしようかとも思ったのですが
事務所の方に、「お時間ございましたら是非」と、お声を
かけていただいていたので、「感動した」と一言
伝えるために、お邪魔しました。
同じ様にそれを伝えたくて、楽屋にいらした方が、
ほとんどだったのではないでしょうか。
結局、一言では済まず「特に、声に感動したんだけど、何か
特別なことをしたの?」と本人に率直に聞くと、現在の声が
出来上がるまでを、淡々と語ってくれました。
長くなるので、ここには書きませんが、なな号
それを聞いて、再び感動!
ASKAの生き様を、かいま見た気がしました。
よ〜し、なな号もまだまだ頑張るぞー!!
楽屋を出たのが、23:00過ぎ。
濃ーい、1日の終わりでした。