小山進というパティシエ
久々にとても魅力のある男性に会った感じがしました。
パティシエの小山進氏です。
「パティシエ・エス・コヤマのバレンタイン試食会」に行ってきたのですが
パティシエの小山氏、自らのチョコレートの解説つき試食でした。
これが試食したチョコレートの一部。
このパティシエ、2011年〜2013年毎年「Club dea Croqueurs de Chocolat(C.C.C)」
チョコレートコンクールで金賞3つ銀賞2つ受賞など世界的に認められている方です。
京都府出身の小山氏、子供の頃から好きな事やりたい事を自由に
のびのびと、そして探究心旺盛にやってこられたそうで、大人になった
今でもその姿勢はまったく変わっていないようです。
世界的なすばらしい賞を取っていながら気取りのない、そして興味深い
チョコレートのお話は、なな号の心をがっちり掴みました。
どの世界でも極める人というのは、めちゃくちゃクリエイティブなんだ。
この日いただいた、もう一種類のチョコはC.C.Cコンクール出品作品でした。
出品作品の「素材を化学する」話などを聞きながらいただいたチョコレートは
格段においしかったです。
ワインをいただく時にぶどうの品種や歴史の話や、産地の土壌の話を聞きながら
いただくと脳で理解できた分、一層おいしいと感じる感覚に似ていました。
ちなみにこの賞を取った5個入りチョコ、買えるんですよ。税込み1500円ね。
興味あるでしょう、お薦めよ〜。
ところでなな号この日、ある一言にシビレました。
「チョコレートを作っているとそのパッケージやプレゼンテーションの
アイデアが同時に次々と思い浮かぶんです」
「パティシエにこだわっていません、デザイナーでもいいんですよ」でした。
世界的に認められているパティシエなのに、力みのないその発言。かっこいい...
ほんとうにアーティストなんですね。
実際パッケージセンスがすばらしい!
このチョコの文字は、蓋の内側のミラーに映ってはじめて読めるしくみ。
どれもこれも、ほんとうに素敵でした。
関西弁でエネルギッシュにまくしたてる、小山進パティシエ。
魅力的だったなぁ
現在49歳、高校生の息子さんがいるそうです。
そーかぁ、残念...えっ?いやいや、ここはさらっと聞き流して。