伊勢型紙
着物の展示販売場の一角で、伊勢髪紙を使った体験デモンストレーションを
やっていました。
友達のお母さんが着物の型染めをなさっていて、ご自分で型紙から
作っていらしたので膨大な型を見たことがあり、とても懐かしくなりました、
待ち合わせ時間に少しだけ時間があったので、超特急で体験のなな号。
始めてから気がついたのですが、乱視が入ったなな号の目では
小さなポツポツを極細の彫刻刀で刺していく作業は、けっこう大変でした。
はい、しおり完成!
大急ぎでやったので、トンボの形がガタガタしていますねー。
名前も入れてくださいと言われたので入れましたが、ない方がよかったなぁ。
小学生の作品みたいに見える。
残念!
体験してから職人さんの作品を見たら、感動ひとしおでした。
気が遠くなりそうな作業ですよね。
この作品は3人による、違う彫刻刀を使ってできた合作なんですって。
型作りの職人さんの後継者がなかなかいないので、人間の手による
型紙作りはいずれ途絶えてしまうかも知れません。
今はPCでデザインし、型を作ることなんて簡単だから、こんな想像を絶するよな
忍耐の必要な作業をする職人さんがいなくなるのでしょうね。
焼き物だって、人の手で形作られたものと機械で作られたものは
温もりが全然違うと思いますけどね。
傍で言うのは簡単です。
職人さんが生き残れる保証を、国がしてあげなければ難しいでしょう。
う〜〜〜ん...
※今日のお楽しみ
ここにもまた、ビビリさんが。
だいぶ離れたところに、ポツン...
7歳にもなると、なかなかだませませんねぇ。
お母さんの助けを求める、ふうちゃんでした。